山形から新庄まで山形新幹線に乗る
群馬からロードスターRFで山形まで走ったあと、山形駅から新庄駅まで山形新幹線に乗り鉄することに。
山形駅に車でいつ頃着けるかわからなかったので、山形駅の駐車場に車を止めてからえきねっとで予約しようとしたけど、登録してるクレジットカードの更新をしてなかったりでもたついてるうちに、駅のみどりの窓口に着いてしまう。
この日はゴールデンウィーク中ということもあり、みどりの窓口・券売機とも行列してましたが、どちらにせよ切符を受け取らなければならないので、ネット予約はせずにみどりの券売機で指定券を買う。
また、この日は風がすごく強かったのですが、指定席特急券を発券した瞬間、山形新幹線は強風で速度規制をしており列車が遅れているとアナウンスが。
いきなり予定が狂ってもうた。。。
しかも、どれくらい遅延しているかの案内は一切なし。
そこで、改札口の駅員さんにつばさ137号がどれくらい遅れて来るのか尋ねたところ、何やらタブレットを操作して・・・
「27分遅れなので、15:10頃に到着します」
と教えていただく。
お昼をまだ食べてなかったので、1時間ぐらい遅れてたら近くで何か食べることも出来たのですが、27分じゃ食事するのもちょっとリスキーなので、この時点でお昼を食べるのは諦める。
駅ビルをちょこっと見て回り、15:00頃に改札を抜けて山形新幹線のホームへ。
元号が令和に変わって2日目だったからか、液晶パネルに『祝令和元年』と掲げている。
でも、新幹線が30分近くも遅れてるんだから、もっと遅延情報を出すべきなんじゃないかと思ったり。
まあ、山形ぐらいになれば東京と違ってのんびりしていて、それは風に聞いてくれぐらい軽いもんなんでしょうかね。
新幹線ホーム手前の改札を抜けると、15:03発つばさ146号がまだ折り返しのための車内清掃中。
山形駅の新幹線ホームは在来線と同じ地上にあり、1番線は行き止まりになっていて山形行きの列車が入り、新庄方面は上下線とも2番線から発着する。
つばさ146号は車内清掃が終わり、待ってたお客さんが一斉に乗り込む。
E3系2000番台は、桃鉄のキングボンビーの目みたいなヘッドライトが特徴。
15:14、1番線に入れ替わりでつばさ135号が1時間30分遅れで到着。
私が乗ろうとしているつばさ137号の1本前の列車が1時間半遅れ。
あれ、さっき改札でつばさ137号は15:10頃に着くって言ってなかったっけ?
ここでようやくアナウンスがあり、
「つばさ137号は現在、赤湯駅に到着しています。山形駅には15:40頃に到着予定です」
って、おい!
さっきタブレットで調べて27分遅れって言うたんは何だったんだ?
もしかして1本前のやつと間違えたんか??
それなら最初から50分ぐらい遅れるって言うてくれてたら飯食えたのに、もう改札入ってしもたやないか!(-_-メ)
山形駅に着いたつばさ135号は乗客を降ろした後、車内清掃中。
E3系1000番台は2000番台とヘッドライトの形状が違い、700系みたいな。
東京方の11号車はグリーン車で、窓の数が少ない。
乗降口に対してホームが異常に低く、かなりの段差があるのはなぜ?
山形の四季を描いたという車体側面のシンボルマーク。
これは紅花とさくらんぼ。
山形方には蔵王の樹氷。
反対側の側面には、違ったデザインのマークが入っている。
そうこうしてるうちに、15:43、つばさ137号が1時間1分遅れでようやく到着。
ザクレロ風の目を持つE3系2000番台。
山形駅でたくさん降車客がありましたが、それでも半分ほど埋まってる車内。
車内には公衆電話もありましたが、在来線区間では使えないんだとか。
洗面台のデザインは未来的ですが、使いやすいかどうかは別かも。
山形新幹線は「新幹線」とは言うものの福島〜新庄間は在来線の線路を走っており、実際は新幹線に直通する在来線特急なので、在来線区間の最高速度は130km/hまで。
新幹線に乗ってるぞ!と思うようなスピード感はありません。
はたまた田んぼの中を走るのに、時速200kmでは走れないよな。
16:05には、さくらんぼ東根駅に。
ひらがな+漢字の駅名だと、どことなくお笑い芸人っぽく思えたり。
ど~も~ さくらんぼの東根で~す!
みたいな。
ちなみに、「さくらんぼ」の発音は標準語と一緒(「ナイアガラ」みたいな)と思ったら、車掌の肉声アナウンスでは関西弁と同じ発音(「よどやばし」と一緒)だった。
関西出身の車掌だったかどうかはわかりませんが、帰路の車掌も同じ発音でした。
16:20、大石田駅に到着。
何年か前、かまいたちの山内が関西のお笑い番組「オールザッツ漫才」で石田純一のマネをしてましたが、この時の役名が小石田純一ならぬ大石田純一だったことを思い出すお笑い好きな関西人。
(ちなみに、読み方は「だいいしだ」でしたが)
新庄駅の新幹線ホームにはゲートのない自動改札機が設置されていましたが、モバイルSuicaのチケットレス乗車用なんだとか。
山形新幹線開業に合わせ、経路となる奥羽本線は軌間が1067mmから1435mmの標準軌に改軌されましたが、標準軌区間はここでおしまい。
末端の車止めもなく、バラストがほんのり積まれているだけ。
山形駅へ戻る列車まで少し時間があるので、少し新庄駅を見て回ります。