キャッシュレスの時代に、銭形砂絵を見に行く
四国からの帰り、香川県観音寺市にある『銭形砂絵』を見に行くことに。
2008年に鈍行旅行の途中で来たことがありましたが(記事)、今回は車で再訪。
Googleマップナビで銭形砂絵を目的地にすると琴弾公園の方へ案内されてしまいますが、実際には琴弾八幡宮の鳥居をくぐり、そこから細くてかなりの急勾配の一方通行の道を登っていくと、銭形展望台に到着。
展望台から眺めると、森の中に寛永通宝の砂絵が。
『寛永通寶』の文字もくっきり。
この日は台風の影響で曇っていましたが、陽が差すと砂文字の凹凸で影ができ、さらにはっきり見える。
なんだか銭形平次を思い出す。
子どもの頃、銭形平次のマネをして5円玉を投げて遊んだら、親に「お金で遊ぶな!」と怒られたっけ。
でも、当時からうすうす感じてはいましたが、小銭を投げつけて悪人が「うぁぁぁ!」とたじろぐなんてこと、あるか?
21世紀生まれの子どもに話したら、なんで小銭が当たったぐらいでやられるん?と不思議そうにしてたけど、そらそうやわ。
もう銭形平次の放送が終わって久しいので、オッサンオバハン世代より若いと、寛永通宝の砂絵がなぜ銭形砂絵と言われるのかがわからないんじゃないかと。
もう世の中はキャッシュレスの時代で、現金、特に小銭を使う機会はどんどんなくなっていくだろうし。