台北から台鉄に乗って十分へ行こうとしたけど、急遽ショートカットする
台北周辺から日帰りで行ける観光地といえば九份と十分が有名ですが、今まで台湾へは出張でしか来てなかったので、ベタな観光地には行ったことがありませんでした。
そこで今回、九份と十分の両方へ行ってみることにしましたが、先に十分へ行くことに。
台北から十分へは台湾鉄道(台鉄)で台北から瑞芳(ルイファン)で乗り換えて行くのが一般的。
ただ、瑞芳から十分へ行く路線はローカル線で1時間に1本程度しかなく、タイミングが悪いと瑞芳で1時間ほど待ち時間が発生してしまう。
まずは台北駅(台北車站)へ。
券売機で台北から瑞芳までの切符を買う。NTD49(約220円)。
十分ではなく乗換駅の瑞芳までの切符を買ったのは、もし瑞芳での乗り換えに1時間以上掛かってしまうとこの後の予定に影響してしまうため、もし乗り換え待ちが長かったらタクシーで十分まで行く可能性も考え、ひとまず瑞芳までの切符を買った次第。
発車案内の「区間」は普通、「自強」「新自強」が特急、「区間快」が快速列車。
12:15発の快速・和平行きの4030列車に乗ると瑞芳に12:55に到着し、13:00発の菁桐行きに乗り換えれば13:27に十分駅に着くんですが、乗り換え時間が5分しかないのが心配。
4Bホームから、12:05発2144列車の次に4030列車が来る。
鉄道は日本統治時代に整備されたこともあり、日本の国鉄と同じ1067mmの狭軌。
12:16に台北駅を発車
日本なら「1分遅れてるやん」と思うかもしれませんが、外国なので特に気にはしません。
ところが、その後もじわじわと遅れ、このままだと12:55に瑞芳には着かない雰囲気で、13:00発の列車には乗り換えできなさそう(乗り換える列車も遅れる可能性もありますが)。
なので、瑞芳からタクシーで十分まで行くことに。
ところが!
Googleマップを眺めていると、瑞芳から十分へ車で行くなら、瑞芳の手前の八堵から車で十分へ行くのと同じぐらいの距離じゃないか?
青線が瑞芳から鉄道ルート、ピンクの線が瑞芳から車のルート、赤線が八堵から車で十分へのルート。
車だと山越えが必要なようですが、瑞芳からだとくねくね道が続いてるけど、八堵からならバイパスが通っていて直線が多め。
問題は八堵でタクシーに乗れるかどうかですが、ストリートビューを見てみると、駅前にタクシーが数台客待ちしてる。
最悪、タクシーに乗れなかったとしても、また八堵から電車で瑞芳へ行けばいいし。
そこで急遽予定変更、瑞芳へは行かずに八堵で下車。
八堵へは定刻12:46着のところ、12:49着と3分遅れでした。
乗ってきた列車を見送り。
列車が発車するとホームは閑散としてます。
切符は瑞芳まで買ってましたが、途中の八堵で下車したので切符は回収されるのかと思ったら、提示するだけで回収はされなかった。
駅前で客待ちしてたタクシーに乗り十分へ。
十分の見どころには、灯篭を上げられる十分老街と、十分老街から1kmちょっと歩いたところに十分瀑布(十分滝)がありますが、暑い中往復3kmほど歩くのはちょっとしんどい。
そこで、せっかくタクシーに乗ったので直接十分瀑布へ行ってもらい滝を見たあと、歩いて十分老街へ行くことに。
13:24、十分瀑布に近いビジターセンターに到着。
結局、列車で来るよりもかなり早く滝の近くまで来れました。
車は滝の手前にあるビジターセンターまでしか入れないので、ここからは徒歩で滝へ向かいます。
道中、タクシーの運転手がおしゃべりが好きなようで、中国語での雑談がすげー楽しかった。