台北のランドマーク 地上101階建ての超高層ビル『台北101』へ行く
台北のランドマークになっている台湾で一番高い超高層ビル、地上101階建ての『台北101』へ行ってみた。
2007年にドバイのブルジュハリファに抜かれるまでは世界一高い建物でした。
私は2005年に初めて来ましたが(記事)、20年ぶり2回目の来訪。
展望台へ上がろうとしたんですが、久しぶりすぎてどこから行けばいいのかわかならくなるも、案内をたどり5Fの展望台入口へ。
前回来た時って、こんなややこしいルートで上がったかな?と思いつつ、ほとんど記憶はないのですが。
展望台へのチケット売り場があり、89階にある展望台までは大人NTD600(当時のレートで約2800円)、そこから101階の特別展望台へ行くには追加でNTD380(約1700円)が必要で、さらに101階への入場時間が2時間半後だったので、今回は89階の展望台だけにする。
日本語の案内が充実してるのもさすが台湾。
入場時間16:30~17:00のチケットを買い、展望台へのエレベーターの列に並びます。
台北101が竣工した当時、世界最速の分速1010m(時速約60km)を誇った東芝製のエレベーターで、5階から89階まで37秒で到着。
耳がツンとならないように、かごには気圧抑制装置も装備されているという。
東側にはすぐ山が迫っていますが、台北101の影がまるで日時計みたいな。
北側には、屋内球場の「臺北大巨蛋」(台北ドーム、直訳すると「台北ビッグエッグ」)と、奥に松山機場(松山空港)も見える。
大きな玉が太いロープで92階から87階まで吊り下げられています。
これは「チューンドマスダンパー」と呼ばれる高層ビルの風や地震の揺れを軽減する制振装置で、建物が揺れる時に生じる固有振動数を打ち消すようにこの球が揺れ、建物の揺れを吸収するという。
横から見ると、円形の鋼板を41枚重ねて球状にしたもので重さは660トン、これを計16本のケーブルで吊ってます。
91階には屋外へ出られる展望フロア―があり、ビルの頭頂部が近くに見える。
行けるのは西側~南側のみで、東側~北側は封鎖されており行けず。
西側はモロ逆光なので南西側の景色を見ますが、ついさっき89階の屋内展望台から見た景色と変わらないので新鮮味はありません。
ただ、風を感じることはできます。
下りのエレベーターは分速600mに抑えられており、88階から5階までは45秒。
一時は世界一高いビルだった台北101からの眺めを堪能し、地上へ下りてきました。
台北に行ったら一度は行ってもいい見どころです。