阪急電鉄正雀工場を見学 ~その2~ 教習所のシミュレーターで電車を運転

 乗り物@鉄道(JR以外), おでかけ@大阪阪急

阪急電鉄正雀工場で車両工場を見学したあと、敷地内にある教習所へ。


教習所に入ると、まずは過去に起きた事故や大規模な災害を振り返ります。

特に、1984年5月5日に阪急神戸線六甲駅で起きた山陽電鉄の回送列車と阪急の特急列車との列車衝突事故では、事故の様子を写真や報道、模型などを使って詳細に記録、再現されています。

六甲駅の列車衝突事故では、事故の原因は山陽電車の運転士がATSを切り信号無視をしたことが原因で阪急側には責任はなく、むしろ衝突で負傷した阪急の運転士が頭から血を流しながらも、二次被害を防ぐために対向列車に事故を知らせるために走ったのですが、それらも含め事故を後世に伝えています。

その後、実車を切り取ったようなシミュレーターへ。

阪急の車両はツヤツヤピカピカで有名ですが、まさかシミュレーターも鏡のようにピカピカだったとは。

この車両を使って車掌の扉扱いや、通常時だけでなく災害や事故を再現したシミュレーターで訓練します。

運転席に座り、指導員から運転方法のレクチャーを受けます。知ってるけど。

子供の頃から先頭車にかぶりついて眺めてたT字ハンドルを操作できるなんて、最高じゃないか!

実はワタクシ、小学生の頃、毎年8月に心斎橋大丸で大阪市営地下鉄10系のシミュレーターを運転できるイベントに行き、きっちり運転して修了証ももらってまして少々腕に覚えがあったんですが、「出発、進行!」「場内、注意!」と信号で指差呼称をしながら、ブレーキングもバッチリ。

残圧停車にチャレンジしたら、えらい褒められました!( °∀°)

別の場所にはATSが古いタイプの運転台も。

ちょうどこの日、京都線で運転免許の国家試験が行われていて65名の方が受験していたそうで、教習所は閑散としてました。

ちなみに今回、正雀工場訪問にあたり、カバンはゴールデンオリーブのモケットと阪急マルーンのバッグで行きました。

このカバンを見た阪急の方からも「すごいですね!」と言っていただきましたが、実はこれ、阪急バスのモケットなのでアンゴラは使われてないんですよね。

正雀工場のみなさんには、いろいろとマニアックな質問にも答えていただき、とても感謝しております。

私があまりにマニアックすぎる質問をするもんだから、途中からずっと横に付いて解説していただく方がみえたんですが、後で名刺交換したらとても偉い方でビックリ!

本当にありがとうございました。

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Posted by Hepporon