調布飛行場から新中央航空で新島へ
東京からの帰路、そのまま帰るのも芸がないので寄り道することに。
先日、伊豆大島と三宅島へ行った時に大島空港と三宅島空港を利用しましたが、全国空港巡り中のワタクシ、伊豆諸島の他の空港へ行ってみることに。
JR武蔵境駅からタクシーで調布飛行場へ。
タクシー料金は2,100円也。
ターミナルビルの待合ロビーは2階建て。
8:30発、新中央航空NC201便で新島へ向かいます。
朝7:40頃にチェックインカウンターへ行き、例によって手荷物の重さを計量し、搭乗者リストに名前、性別、年齢と体重を自己申告で記入します。
保安検査まで少し時間があったのでターミナル2Fへ行ってみると、テーブル席が数席置いてある。
ターミナル2Fに、調布飛行場から鉄道駅までのバスの時刻表が貼ってあるじゃないか。
前回来た時もバスの時間がわからなかったのでタクシーで調布駅まで行きましたが、ターミナル2Fじゃなく1Fに貼っといてくれたらよかったのに。
調布飛行場から調布駅や三鷹駅行きのバスの時刻表。
通常の路線バスなので、航空便との連絡はしてません。
飛行場だけでなく、徒歩12分ほど離れた大沢コミュニティセンターからも鉄道駅行きのバスがあるんだとか。
1番乗り場の逆方向なんでしょうか、調布駅北口経由、狛江駅北口行きも本数は多め。
4番乗り場の調布駅北口行きは、飛行場発より少し本数が多い程度か。
いずれにせよ、飛行場からのバスの待ち時間によっては、少し歩いて大沢コミュニティセンターから乗るのもありかも。
ドルニエ社を引き継いだRUAG製 ドルニエ228 NG。JA30CA。
5枚プロペラが、Do-228 NG(New Generation)の目印。
プロペラ4枚なのが、RUAGになる前のフェアチャイルド・ドルニエ製のドルニエ228。JA33CA。
もしかして国内で1機だけ残っているドルニエ228かも。
出発作業を眺めている間に新島行きの保安検査が始まり、一人ずつ保安検査の部屋へ。
人が通るゲート型の金属探知機はありますが、荷物を検査する装置がないので、一人ずつ手荷物の中身を覗かれてチェックを受ける。
保安検査が終わると搭乗待合ロビーで搭乗者全員の検査が終わるのを待ち、係員に連れられて飛行機へ。
どの飛行機に行くのかと思ったら、JA33CA、4枚プロペラのドルニエ228だった。
これは貴重なフライトですな。
搭乗客全員が飛行機の前に着くと、ここで係員から順番に名前を呼ばれて座席の発表があります。
機体が小さく天井が低くて通路も激狭なので、奥の座席から順番に座る。
客室内に荷物の収納場所はありません。
扉の向こうのコクピットからは、離陸前のチェックリストをやってる声がする。
8:29、全員が搭乗してドアが閉まるとエンジン始動し滑走路へ。
8:33、RWY35から離陸するとすぐに左旋回、なんかデカい教習所があるなぁと思ったら免許試験場だった。
三浦半島も見えますが、いつも羽田から伊丹へ飛ぶときに見る三浦半島よりもだいぶ低い位置。
こんもりした形の利島は、島の北側にだけに集落があり、南側は崖で縁取りされたような形。
島の北側の山と南側の山の間に海抜が低い場所があり、ここに島で一番大きな集落や空港も。
折り返し調布行きの便の乗客も多いようで、この日は1日4便もある。
なるほど、島にクリーニング店がなかったら島外に運ぶしかないわな。
当然時間も掛かるだろうし、料金はいくらなんだろ?
新島空港には繁忙期以外はバスの発着はありません。
もちろんタクシーもいないので、ターミナルビルを出て港へ向かって歩いて行きます。