JR西日本の代表的な在来線特急、サンダーバードとはくたかを乗り継いで越後湯沢までやってきましたが、この紀行のホント目的は埼玉出張なので、ここから上越新幹線で熊谷まで向かいます。
越後湯沢始発東京行きのたにがわは新潟方面ホームから発車するんですが、私ははじめ、誰もいない東京方面行のホームへ上がってしまい、駅員から
次のたにがわ414号は11番線から発車しまーーーす!
と、なかなかのボリュームでアナウンスされて気が付いた次第。
JR東日本の特急普通車のリクライニングシートの背面は、回転させるために垂直に近いくらいに立っている。
ヘッドレストカバーが垂直に垂れ下がってしまうほど。
幅の広い3列シートを回線させるためのスペースをギリギリに取っているので、前席の背面と肘掛けが当たりそうで当たらない。
後席の座面とのすき間もほぼゼロ。
このすき間ギリギリを通す様子は、中川家や次長課長たちがやるロケ車の運転手のコントみたいな。
越後湯沢を発ってからほとんどトンネルを走り、高崎駅に到着。
オール二階建てのE4系も東北路から撤退し上越新幹線のみで運用中ですが、すでに廃車も始まっていて近い将来引退となるらしい。
高崎駅を出発したたにがわ414号ですが、あまりスピードを上げないのでアプリで測ってみると時速200キロに達せず。
駅間が短いので速度が上げられない様子。
高崎駅からおよそ8分で本庄早稲田駅に到着。
開通後に出来た駅らしく、待避線と通過線との間の側壁が残ったまま。
本庄早稲田を出発した後もそれほど速度を上げず、14:00 熊谷駅に到着。
運行区間が短くなるサンダーバード(その1)、廃止される特急はくたか(その3)、在来線最速列車が走らなくなってしまう北越急行ほくほく線(その4)、首都圏と北陸地方のメインルートではなくなってしまう上越新幹線(その5)と、来年春の北陸新幹線開業とともになくなってしまう列車を乗り継いで来ましたが、実は出張の移動なのでここから仕事先へ向かいます。