新宮からディーゼルハイブリッド車の特急南紀で紀伊勝浦へ
日本一の長距離路線バスで新宮駅までやって来ました。
新宮からはJRで6駅先の紀伊勝浦へ行くつもりですが、紀勢本線のこの区間は列車の本数が少なく、すぐに乗れるのが名古屋から来る特急南紀5号で、普通列車はその43分後の紀伊田辺行き。
どうしようと考えた結果、早く目的地に着きたいので特急券を買って南紀5号に乗ることに。
通常、指定席特急券は大人一人1,490円のところ、e5489でeチケットレス特急券を買うと大人二人で1,300円と半額以下になって超うれしい。
乗車券は240円。
ICOCAエリアではありますが、あえて紙の乗車券を買う。
新宮といえば「熊野三山」のひとつ、熊野速玉大社がありますが、新宮駅のホームには熊野三山の大きな絵馬があります。
↑熊野速玉大社の絵馬
やって来たのは、JR東海の新型ディーゼルハイブリッド車、HC85系。
2年前デビューしたHC85系ですが、今回初乗車。
2両編成で到着。
シートは赤とオレンジのグラデーションで、温かみのある明るい印象。
このLCDには行先や停車駅案内だけでなく、走行中のエネルギーフローも表示されます。
ディーゼルエンジンの動力で駆動はせず、エンジンで発電した電力でモーターを動かすシリーズハイブリッド。
エンジンで駆動してる訳じゃないのに、パラレルハイブリッドみたいな「バッテリーアシスト中」って、なんか変な感じ。
16:44、乗車時間18分で紀伊勝浦に到着。
実際見るまで知らなかったんですが、正面のおでこの部分が進行方向になる時は白く光り、後ろになる時は赤くなるんですね。
特急南紀が入った1番線は新宮方面への折り返し専用で、串本方面へは2番線から。
紀伊勝浦駅は2階に改札があり、観光地らしく駅前にはタクシーもいてます。
ここからこの日の宿へ向かいます。