ユーラシアプレートと北米プレートとの境目にさわる『フォッサマグナパーク』@新潟・糸魚川
富山のおいしい海の幸を堪能したあと、新潟県糸魚川市にある『フォッサマグナパーク』へ。
日本海側から国道146号線を南下しているとフォッサマグナパークの駐車場があったんですが、満車で止める場所がなかったので、国道から中に入り下根知農村公園側の駐車場へ行くとガラガラでした。
駐車場の脇には、なんだか見たことのあるキャラの石像が。
微妙にパチモン感が出てるけど、まあ先を急ごう。
その向こうには別の石像がありましたが、これには触れないでおく。
溶岩が重なって枕状に重なったものらしいのですが、なんかよくわからん。
川へ向かう遊歩道は行き止まりなので山の方へ進み、断層露頭方面へ。
焼けた木の幹のように中心から放射状に割れ目ができている岩ですが、防護トンネルがあるので正面からは見えない。
これが、フォッサマグナのある糸魚川-静岡構造線の断層をはぎとったものだそうで。
茶色い部分と少し黒くなった部分がはっきり分かれてますが、この境目が西日本の岩石と東日本の岩石が接しているところ。
階段の途中にあるフォッサマグナの解説が、なんともわかりやすい。
日本自体、ユーラシアプレート、北アメリカプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートの4つのプレートの上にあるため地震が多く、東日本大地震や南海トラフ地震もプレートによる地震。
この前北海道で大昔のユーラシアプレートと北米プレートとの境界を見てきましたが、今のプレートの境目はフォッサマグナにあり、断層が地表で見られます。
ゴツゴツしてグレーっぽいところが西日本が乗ってるユーラシアプレートで、黄土色の土っぽいところが東日本が乗ってる北米プレート。
プレート境界の雰囲気はこんな感じ。
急遽立ち寄ったフォッサマグナパークでしたが、手軽に地球の構造や歴史を感じ取ることができるジオパークです。