世界遺産『日光の社寺』へ行く ~その1~ 東武日光駅から日光山輪王寺を参拝

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東武日光駅に着いたあと、日光東照宮へ向かいます。


東武日光駅から日光東照宮へ徒歩で行こうとすると20分ほど延々と坂道を上がっていかなければならないので、バスに乗車し⑦神橋(しんきょう)で下車。

運賃は220円ですが、東武バスだと浅草駅で買った「まるごと日光 東武フリーパス」が使えます。

神橋バス停は、ちょうど延々と続く坂を上り切ったところにある。

降りたバス停から少し進むと、アーチが美しい神橋が見える。

車道側から見るのはタダですが、渡るためには料金を支払わなければなりません。

また、神橋は渡って対岸へ行くとこができず引き返さなくてはならないので、渡るための橋というより眺めるための橋と言った方がいいかも。

神橋だけに渡れるのは神様だけで、人間は国道の橋を渡りましょうか。

橋を渡ったら神橋交差点に突き当たり、向こう側ある森が日光国立公園

ここへは13年ぶり2度目の来訪(記事)。

世界遺産 日光の社寺の石碑の横には、先が見えない石段が続く。

この階段は、日光の社寺である東照宮、輪王寺、二荒山神社への参道であることが書かれているので、ここを上っていくことに。

石段のすき間に足を取られないように気を付けながら上がり切り、石垣に挟まれた狭い道を歩いた先は・・・

まだまだ上り坂が続きます。

前回来た時は雪で道が覆われていて歩くのがとても大変だったので、雪がないだけ全然いい。

坂を上がると一旦平坦な道が続き・・・

突き当りを右へ曲がるとまた上り坂。

坂を上がると、日光開山の祖、勝道上人(しょうどうしょうにん)の銅像。

766年に勝道上人によって開かれた日光は、ずっと信仰の地として崇められています。

日光の社寺にはとにかく繊細な彫刻が多いのですが、特に龍の彫刻がとても多い。

ちょうど今年は辰年だし、参拝するにはもってこいかも。

駐車場の先にあるのは、日光山輪王寺。

輪王寺には大きく分けて、ご本堂にあたる三仏堂、徳川家光を祀った大猷院、工芸美術品などの資料を展示している宝物殿があり・・・

それぞれに拝観料が掛かります。

今回はご本堂の三仏堂だけ拝観することとし、400円で拝観券を購入。

迫力のある三仏堂は東日本最大の木造建築物なんだとか。

西日本最大、というか、世界最大の木造建築物は奈良・東大寺の大仏殿ですな。

前回来た時、三仏堂は平成の大修理中で、現地まで来て原寸大の絵しか見てなかったので、実際に見られてとても有難い。

三仏堂に掲げられているこれ、何て書いてあるんでしょ?

三仏堂の内部は撮影禁止でしたが、中に入ったところで黄金に輝く千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音の三体の大仏に圧倒される。

三つの仏様が祀られているので「三仏堂」というそうで。

十二支を守護してるご本尊も祀られていますが、十二支全てのご本尊が揃ってるのはここだけなんだとか。

事前に100円玉を多めに用意しておいたので、自分と家族の干支の仏様それぞれにお賽銭を入れて手を合わせておいた。

訪問した時、ちょうど徳川家康公坐像が公開されてました。

撮影は出来ないので、外にあったポスターで。

3Dで徳川家康の顔を拝めるのは、とても貴重かも。

三仏堂を出ると、黄金が眩しい相輪橖。

今回、神橋でバスを降り、写真を撮りながらのんびり歩いて輪王寺の拝観券を買うまで約15分、三仏堂内部の拝観にも約15分かかりました。

どれだけじっくり拝観するかによって所要時間は変わってきますが、今回はそれほど駆け足でもなく、むしろ一緒にいた人たちに比べるとややゆっくりのペースだったと思います。