東武の看板特急 スペーシアXで日光へ

 乗り物@鉄道(JR以外)20240201,東武,日光

東京から日光へ行くことになり、東武の看板特急、スペーシアXに乗ることに。

浅草9:00発、スペーシアX 3号 東武日光行き。

スペーシアXは全車指定席なので事前にネットで予約したんですが、乗車5日前に予約しようとした時にはすでにスタンダードシートが4席残るのみで、他のシートは全て満席になってました。

乗車券は窓口で、まるごと日光 東部フリーパスを購入。4,390円也。

この切符は、発駅から日光近辺のフリー区間への往復乗車券で、フリー区間には東武鉄道線だけでなく中禅寺湖方面など東武バス日光の路線も含まれており、鉄道で単純往復するだけでは元は取れないけれどフリー区間の使い方によってはかなりお得に。

発車20分前に改札を通ると、特急のりばにはすでにスペーシアXが入線してた。

東武らしくない?蛍光感のある白い車体とSPACIA Xのロゴがカッコいい。

その名の通り、六角形の窓と窓枠に X の文字が並んでいるように見えるデザインが秀逸。

大きな窓の乗務員室をのぞいてみると・・・

運転台は大きなディスプレイが2つあり、アナログ表示風のスピードメーターがディスプレイに表示されていましたが、純アナログの計器は見えなかった。

もしかしたら懐中時計以外の針のある計器はないのかも。

側面の行先表示器はフルカラー液晶で、各号車ごとの座席が表示されており・・・

個室しかない6号車では、ファミリーが個室で楽しむ様子が動画で表示されているという、今まで見たことがない行先表示器。

スタンダードシートの5号車は、若いカップルが談笑してる様子とか・・・

プレミアムシートの2号車は、老夫婦が話をしてる様子が流れてるのがスゴ!

乗車側のホームはおしゃれ。

乗り込んでみると、デッキにも大型モニターが。

スタンダードシートは、2×2配置のシート。

シート生地がサラサラ触感で気持ちいい。

大きめの背面テーブル付きですが、スペーシアにはあるフットレストはありません。

ドリンクホルダーと、100V電源もあるのが今どき。

ひとつ気になったのが、景色を眺めるのに窓枠の位置がちょっと悪いような。

もう少し座席背面の真横ぐらいに窓枠があった方が、進行方向の景色がよく見えるんじゃない?

シートポケットにはスペーシアXの設備案内が。

各号車の個室やシートの案内や・・・

ラウンジの案内も。

9:00に浅草駅を発車。

次の東京スカイツリー駅までノロノロと走り、その次の北千住駅で空席が全て埋まる。

近鉄特急が伊勢への参拝客や観光客で発展したのと同じように、東武特急も日光・鬼怒川へのアクセス列車としての役割を担っており、他の私鉄にありがちなJRとのスピード競争とは無縁で、むしろ移動中の快適さが求められていることで、豪華な有料特急を走らせやすい環境にあるのかも。

浅草を発って1時間50分、10:50に東武日光駅に到着。

青い空の下、白い車体が映える。

X状の窓枠がカッコいい。

2011年以来、13年ぶりの東武日光駅。

駅構内にコインロッカーもありますが利用者も多く、特に中型や大型のコインロッカーは全てではなかったけど数カ所しか空いていないほどに埋まってました。

東武日光駅から、日光東照宮を目指します。

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