頭文字Dの聖地巡礼の感覚で日光いろは坂を路線バスでダウンヒル

 乗り物@バス日光,東武バス関東,栃木県

華厳の滝の売店を後にして、東武日光駅へ戻るために中禅寺温泉バス停へ。

帰りもやっぱり路線タイプのバス。

と思ったら、被せるように観光タイプのバスも並んで止まっていたので・・・

念のため行き先を確認。

東武日光駅はこのバスでOK。

発車時刻間際に駆け寄ってきたお客さんに、バス停にいた東武バスの案内係は「どっちのバスでもいいですよ!」と案内してる。

え、どっちでもいいって?

15:50、すぐに発車時刻になりドアが閉まると、車道側に被せるように止まってた観光タイプのバスも動きだし、後部の行先表示を見ると「JR・東武日光駅」と書いてるじゃないか。

どうも1便2台体制のようで、どっちのバスに乗ってもいいと言ってたのはそういうことだったのか!

それなら観光タイプがよかったな、と思いつつ、しっかり路線タイプのかぶりつき席に座る。

でも、どちらも乗客はバス1台でも十分なぐらいでしたが。

国道120号線の対面通行区間が終わり一方通行に入ると、いよいよ第一いろは坂のダウンヒルが始まる。

最近はだいぶ下火になったかもしれませんが、言わずと知れた頭文字Dの聖地。

最初のヘアピンに差し掛かると、バスはインベタならぬアウトベタでコーナーをパス。

華麗なハンドルさばきで、タイトなヘアピンを駆け抜ける。

高低差の大きいいろは坂のヘアピンは、他の峠にはない特徴があり・・・

いろは坂には、時としてインベタのさらに内側にラインが生まれる。

インベタのさらにインは・・・

空中に描くラインだ!

で、おなじみの33コーナー。

いろは坂にはこんな感じのヘアピンがいくつかあり、ここをジャンプしてショートカットするのが掟破りの地元走り。

内輪差の大きいバスは、フロントの角をアウト側に沿わせるように曲がるのでインはがら空きですが、いろは坂に入る前には差が開いていた先行の観光タイプのバスとの差をどんどん詰めてる。

ここで、文太からのアドバイスを思い出す・・・

仕掛けるポイントは、ラストの橋の区間だ。
この時期のいろは坂は、道路脇の茂みが枯れ始める。それがお前のチャンスだ。
一個目の橋で鼻面をねじ込んでしまえば、二つ目の入り口は狭いけどギリギリを通す。もつれて三つ目に飛び込めば後は運だ。

その道路脇の茂みが枯れると見えるアスファルトの境目に溝落とししてたけど・・・

実際には、溝落としで遠心力に対抗できるかどうか不安な段差。

一つ目の橋で鼻面をねじ込む。

実際には溝落としした瞬間すぐに一つ目の橋とトンネルがあるので、「なんだ、その加速は!」とかやってる暇はないけど。

二つ目の橋、入口は狭いけどギリギリを通す。

2台並んで橋から飛び出しジャンプすると、イン側の吹き溜まりに落ち葉が溜まっていてスピン。

その先に三つ目の橋があり、須藤京一とのバトルで「曲がってくれ、俺のハチロク!」と並走し、先の道路が狭くなりバトルに決着がつくところ。

実際には「曲がってくれ!」とか言いながら並走する間もなく橋が終わるけど。

で、いろは坂も終わり、再び対面通行に。

という感じで、中禅寺温泉バス停からいろは坂を下る様子。

東武日光駅まで1,250円ですが、「まるごと日光 東武フリーパス」が使えます。

16:24、東武日光駅に到着。

夕方4時を過ぎたら、だいぶ薄暗く寒くなってきました。

日光の予定は全てこなしたので、東京へ戻ります。

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