63年の歴史に幕『妙見の森ケーブル』
カニを買いに行った帰り道、12/3に廃止される『妙見の森ケーブル』へ寄り道。
13年ぶりに来てみるとリニューアルされたようで、ずいぶん雰囲気が変わってるし。
麓の黒川駅からの乗客は少なめでしたが、山から下りてきたケーブルカーはかつて見たことのない混みっぷりで、満員の乗客が降りてくる。
どうも山の上の山上駅ではケーブルカーに乗るのに1時間以上並ばなければならないようで、惜別の乗り鉄をしようと思ったけど諦める。
でも、この日はまだマシだったようで、多い時には2〜3時間待ちの長蛇の列ができてたらしい。
ケーブルカーの線路を下から見ると、麓から急激に傾斜角度を変えてまっすぐ山の頂に伸びる様子がすごく綺麗。
妙見の森ケーブルは能勢電鉄が運行しており、親会社の阪急の影響なのか、ケーブルカーでは珍しい1435mmの標準軌。
時刻表を見ると20分間隔での運行ですが、この日はたくさんの乗客をさばくためにピストン輸送してるようで。
惜別の乗り鉄は諦めましたが、記念に切符だけ買って帰ることに。
63年の歴史があるケーブルカーでしたが、12月3日で運行を終了し、4日に廃止されてしまいました。
ほとんど乗らなかったくせにこんなこと言うのもなんですが、廃止されると寂しいもんですね。