日本の本土最東端、納沙布岬へ行く
根室で車を借りて、日本の本土最東端、納沙布岬へ。
実質、日本の最東端ですが、北方領土の関係で「本土最東端」としなければならないようで。
曇り空ですが、海の向こうに一番近い北方領土、貝殻島が見える。
貝殻島まで3.7kmしか離れていませんが、今はここに国境が存在するという。
納沙布岬の碑の下には、緯度経度のプレートも。
北緯43度23分07秒、東経145度49分01秒と書かれてますが・・・
納沙布岬灯台は東経145度49分16秒にあり、ここが一般人が普通に行ける日本の最東端か。
日本の最西端、与那国島は東経123度00分にあり、緯度で22度49分、直線距離にして約3,000km離れております。
この日はオホーツク海に台風並みの爆弾低気圧があり、納沙布岬は暴風が吹き、海は大荒れ。
東の端っこの納沙布岬灯台へ行こうとしたけど、暴風で体が持っていかれそうに。
私が直に受けた風の中では、二番目に強い風でした(一番はこの数時間後に経験する)。
小雨も降ってましたが、車に乗ってしばらくして唇を舐めたらしょぱくて、雨に混ざって海のしぶきも飛んでるようでした。
納沙布岬灯台の近くには「北方領土奪還」の石碑があり、カエルの置物が石碑を囲んでる。
たぶんカエルと還るをかけたんだと思いますが、まさかここへ来てダジャレとは。
最東端はあいにくの天気でしたが、振り返ってみると、日本最北端の宗谷岬へ行った時も、北海道最南端の白神岬へ行った時も、全て曇天で強風が吹いてたな。