鹿児島中央から指宿枕崎線でJR最南端終着駅の枕崎へ

 グルメ@九州, 乗り物@鉄道(JR)JR九州,宮崎鹿児島_20230816,鹿児島県

鹿児島中央から指宿枕崎線の終着駅、枕崎へ向かいます。

10:02発 普通 指宿方面枕崎行き。

9:56発の指宿のたまて箱にも乗ってみたかったのですが、またの機会に。

2両編成の普通列車の座席を確保するため9:40に改札を通り早めにホームへ行ったんですが、この時点でも先頭から2番目で待つことに。

結局、枕崎行きの列車が入線してきたのは9:56で、この頃には列は長くなってました。

国鉄時代に全国で活躍したディーゼルカー、キハ47形。

並んだ甲斐もあり、無事ボックス席を確保。

ただ、車体や側面窓の下半分は茶色く汚れており、しかも真横にひっかき傷が無数についていて、すりガラスみたいになってしまってる。

中から見ても、ひっかき傷で白くぼやけたように。

この時は、なんでガラスが白くなるほどひっかき傷があるのかはわからなかったんですが、そのうちわかることに。

鹿児島中央を発車するころには立ち客もいるぐらいでしたが、谷山までには空いてしまう。

14770ccのディーゼルターボエンジンと、ボルスタ台車の重みのある音を響かせ、錦江湾を眺めながら薩摩半島東岸を南へ。

薩摩半島を代表する観光地、指宿でさらに乗客は減る。

JR最南端の駅、西大山では2分ほどフォトセッションがあり、乗客はホームに降りて「JR日本最南端の駅」の碑を入れて記念撮影をしますが、すでにホームには車で来た観光客がいっぱいで満足に撮影はできない様子。

発車時刻になったら警笛を鳴らして知らせてくれます。

ちょうど開聞岳を見ながら列車は西へ進みますが、線路脇から伸びてきた木の枝が走行中の車体に当たりまくってカチャカチャペキペキやかましいほど。

なるほど、この木の枝で車体をひっかいて、真横に伸びるひっかき傷がついてたのか!

車体が傷だらけになって走行に支障が出るレベルなのにさっさと伸びてきた枝を切ればいいじゃないかと思うんですが、鉄道事業法第22条の2によると伸びてきた木は沿線の土地の所有者のもので、よっぽど運行に支障が出ない限りJR九州が無断で伐採できないらしく、それなりの手続きを経なければ強制的に伐採できないという。

沿線の土地所有者が頑なに伐採させないのか、JR九州がその手続きをするのが面倒なのか割に合わないのかはわかりませんが、一応、車体をぶつけて走れてるので、枝をかき分けて走らせてる状態。

開聞岳は「薩摩富士」と呼ばれるだけあって、富士山のようなシルエットが美しい単独峰。

富士山が美しいのは、視野の中に長い漸近線を持つアーネシの曲線で描いたようなシルエットを持ち、そのシルエットの中に地表を底辺として底角が36°の二等辺三角形(斜辺を1とする黄金比三角形)が容易にイメージできる単独峰だからだと勝手に解釈してますが、開聞岳の底角は36°よりも少し大きいような気もする。

12:56、鹿児島中央を出発して2時間54分で枕崎に到着。

鹿児島中央から枕崎まで1850円也。

ちょうど青春18きっぷの期間中でしたが、意外と18キッパーは少なかった。

枕崎駅はJR最南端の終着駅。

ここがJRの線路がつながっている南の端。

日本最北端の稚内駅からレールがつながっている一番遠い場所で、その距離3099.5km。

1面1線の棒線状の駅。

10年前に完成したきれいな駅舎がありますが、無人駅。

枕崎駅には「南と北の始発・終着駅」と書かれたプレートがありますが・・・

同じように稚内駅には「北と南の始発・終着駅」のプレートが。

今回、これを両方向から見るためにここへ来たようなもの。

さらに、枕崎駅には「本土最南端の始発・終着駅」のプレートとともに、「最北端から南へ伸びる線路はここが終点です」と書かれ「枕崎駅」「稚内駅」 の2つの駅名が書いてありますが・・・

稚内駅には「最南端から北へ繋がる線路はここが終点です」と書かれ「西大山駅」「稚内駅」の2つの駅名が書いてあります。

北と南で書いてある駅名が違ってますが、枕崎駅はJR最南端の行き止まりではあるけどJR最南端の駅は手前にある西大山駅なのです。

枕崎駅から出る列車は1日6本。

そのうち、鹿児島中央行きは3本。

実は鹿児島中央と枕崎間はJRよりもバスの方が早く、利用者も多いんですよね。

枕崎駅は2006年に再開発されて、駅前はちょっとした広場になっており・・・

駅から西へ100mほど行ったところにバス停がありますが、再開発前はここに枕崎駅の旧駅舎があり、奥の大型スーパーも元は駅の敷地だったらしい。

最南端終着駅と書かれた案内所は、旧駅舎の正面にあったそうで。

12:56に枕崎に到着した列車は折り返し13:27発の指宿行きになりますが、その間にお昼ごはんを食べようと、枕崎へ向かう列車内からほっともっとのHPで弁当を注文してました。

駅から徒歩1~2分のところにほっともっと枕崎駅前店があるので、ここでネット注文した弁当を受け取り。

食べやすいように器が1つのメニューの中から、彩・豆腐ハンバーグと野菜の照りだれ弁当(税込520円也)にする。

照り焼きのたれの豆腐ハンバーグはふわふわで、おいしくいただいた。

という訳で、本土最南端の終着駅にタッチして、折り返し本土最南端の駅へ向かいます。