宮崎からJRで鹿児島へ行こうとしたけど、集中豪雨で運休し大ピンチ!
宮崎で泊まった翌朝、市内は早朝から激しい雨でしたが、宮崎からは7:14発の特急きりしま3号で鹿児島中央へ向かいます。
指定席を取ってましたが、少し早めに改札を通りホームで待つことに。
しばらくすると、ホームの自動アナウンスで
「7時14分発、きりしま3号は・・・」
と流れたので、そろそろ来る頃かなぁと思ってたら、
「運休いたします」
・・・
な、なにー!(;゜0゜)
何かようわからんけど、今、運休って言うたよな?!
となれば、人より早く動かねばなりません。
キャリーバッグを担いで階段を下り急いで改札へ戻り駅員に聞くと、どうやら豪雨のせいで雨量の規制値を超えたため運転取りやめになったらしい。
すぐに次の列車に振り返るべくみどりの窓口に並び、ひとまず2時間後に発車する きりしま5号 の席を確保。
ただ、雨雲レーダーを見ると、宮崎と鹿児島の県境付近は真っ赤っ赤で、この分だと2時間後に運転再開するのはどうも無理っぽい。
この日の予定は、最低でもきりしま5号で鹿児島中央に12時までに着かなければ破綻してしまいます。
しかも、宮崎〜鹿児島間のバスは休止中で、JR以外には移動手段もない。。。
詰んだ・・・
と、普通ならJRが運転再開するまで待つ以外に術がなくなってしまうところですが、自他共に認めるオタク力を駆使し策を考えます。
この日は鹿児島中央からさらに列車を乗り継ぐ予定で、翌日は鹿児島でレンタカーを借りて県内を回る予定にしていたので、この2日のスケジュールをそっくり入れ替え、宮崎でレンタカーを借りて鹿児島へ行き、その後翌日に予定していたスケジュールをこなせるかどうかを確認すると・・・
つながった!( °∀°)
すぐさまレンタカーを手配し、トヨタレンタカーで鹿児島で乗り捨てできる車を確保。
1時間後に車が準備できたと連絡が入ったため、きりしま5号の特急券と乗車券を払い戻し、翌日に予約してたレンタカーもキャンセル。
みどりの窓口には行列が出来てましたが、駅員さん総出で並んでいる人に順番に声を掛け、払い戻しの人には列に並んだまま返金対応したおかげで、払い戻しにそれほど時間は掛からずに済んだ。
私はe5489でクレジット決済してましたが、原因が悪天候による運転見合わせだったので[C制]の切符でも手数料なしで全額現金で返金してくれました。
ということは、ネット決済分は通常通り落ちるということだな。
駅から徒歩7分ほどで、トヨタレンタカー宮崎店へ。
貸出手続きをしてる間も電話が鳴り続けていたんですが、満車で貸し出せる車がないと断ってたので、やはりアクシデントの時は人より早く動かなあかんな。
車はヤリスクロス。
とにかく鹿児島で乗り捨てできる車をリクエストしてましたが、ちょうど悪天候にもってこいな車だわ。
でも高速は通れたので、なんとか鹿児島へ行けました。
気象レーダーによると、九州東岸に沿って次々に流れ込む雨雲のせいで線状降水帯が発生し・・・
県境付近では降り始めからの雨量が150ミリを超えているようで。
結局、JRは15時頃まで運休していて、元々乗るつもりだったきりしま3号、きりしま5号はもちろん宮崎10:17発のきりしま7号も全区間運休し、待ってたら1日棒に振るところでした。
この後も14:19発きりしま11号まで運休が続いてた。
この豪雨も海から遠ざかるとマシになり、都城に差し掛かる頃には止んでくる。
曇り空の鹿児島県内に入り、大隅半島最南端へ向かう前に志布志へ寄り道。
志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所へ。
志の文字がゲシュタルト崩壊しそうなこの場所は・・・
志布志市役所。
住所を手書きすると途中で分からなくなりそう。
画数もまあまあ多いし、しぶしぶ書いてる住民もいるかも?
この後、大隅半島最南端、佐多岬へ向かいます。
交通機関の乱れに巻き込まれた友人から連絡が来てどうすればいいか尋ねられることも多々ありますが、これからもアクシデントに強いオタクを目指します。