中華航空機の事故

雑感

那覇空港で起きた中華航空機の炎上事故、テレビで見てビックリしました。
コックピット部だけ残り、後ろが黒コゲになった機体は、食い残しの焼き魚のようです。
スポットに入ったらすぐにエンジンが切られるので、「さあ、降りよう」としたときに火災が起きるなんて想像しませんよね。

燃料が漏れたのが原因といわれてますが、地面一帯が火の海だったことから相当な量の燃料が漏れたんでしょう。
原因がわからないと、飛行機に乗るのにちょっと不安になります。
とはいうものの、ちゃっかり乗ってしまうんですが・・・

中華航空は、事故が非常に多いです。
航空事故調査機関「AirSafe.com」 では、1970年以降に起きた事故を航空会社別にまとめられていますが、中華航空は100万フライトあたりの死亡事故率が7.16と高リスクな航空会社です。

日本に乗り入れている航空会社で高リスクなのは、
1.エジプト航空 7.36
2.中華航空 7.16
3.トルコ航空 6.83
だそうです。

ちなみに日本の会社では、ANAが0.22、JALが1.36です。
JALの1.36は、あの123便の事故で500人超の方が亡くなったため、レートが高くなっているようです。
ここでもANAはローリスクなんですね。
大手電器メーカーに勤める知人に聞いた話では、レートがいくつ以上の航空会社は避けるように会社から通達があるそうです。

私も海外出張ではできるだけ日本の航空会社を選ぶのですが、以前出張で台湾からタイへ行ったときに中華航空に乗ったことがあります。

それにしても今回の事故で死者が出なかったのは何よりです。

雑感

Posted by 管理人