車検の代車は新型ノートe-Power
ノートe-Powerの車検のためディーラーへ預けている間、代車は新型ノートe-Power。
車検予約する時に代車をリーフ、キックス、新型ノートe-Powerのどれにするか好きなものを選んでくれと言われ、ノートにしてみた。
なんか単なる代車ではなく営業活動も兼ねてるような雰囲気がありますが。
新型ノートはe-Powerは去年試乗したことがありますが(記事)、今回はディーラーの定休日の都合もあり2泊3日で乗れることに。
フルモデルチェンジしてフロントバンパー下部がボディー色関係なく黒一色になり、ボディー下部がえぐられたように見えてしまうように。
ただ、今回の代車は黒だったので、そんな違和感もなかった。
最近のコンパクトカーは、特にリアの重厚感を増したデザインが多くなった。
タイヤはECOPIA EP25 185/60R16の鉄チン。
新型になって、前モデルのE12よりリアのフットスペースが狭くなってしまったのは残念すぎる。
E12のリアのフットスペースはかなり広くて良かったのに、コンパクトカーの標準的な広さに。
センターコンソールは上下2段になり、アームレストの高さにシフトレバーが付き、下段にはボックスティッシュが置けそうなスペース。
E12からシフトレバーの形状だけでなく、シフトパターンも変わる。
シフトレバーの周りにサイドブレーキ、オートホールド、ドライブモードのスイッチが並ぶ。
メーカーオプションの9インチモニター&NissanConnect ナビゲーションシステム付き。
インテリジェント アラウンドビューモニターは、特に左フロントの映像が見やすい。
ただ、ルームミラーのモニターの解像度はもうちょっと高い方がいい。
デジタル化されたメーターは見やすくてカッコいい。
ステアリングが体と正対してないのは気になるけど。
ブレーキを踏むと、ディスプレイの車のブレーキランプが点くのは芸が細かい。
オートハイビームは、通常のハイビームの位置にレバーを前に倒すのではなく、独立したボタンがレバーに付いたのは操作しやすい。
アクセルペダルは気持ち左気味ですが、特に違和感はありません。
新しいe-POWERのユニットは、若干コンパクトになったような。
ラジエターが密閉式なのは、ルノーの影響?
左右のフェンダーにトンネルがあるのは空力に関係してるんでしょうか?
第1世代のe-Powerでは、バッテリーが満タンでも触媒と水温を上げようとしているのか始動直後は割とエンジンが回りっぱなしになりますが、第2世代のe-POWERはエンジンが動くタイミングと頻度がかなり変わったようで、エンジンが冷えていてもバッテリーが残ってたら極力エンジンは回らない。
バッテリー残量が残り2目盛ぐらいまで減ったら、ようやくエンジンが回る。
第1世代では始動直後にエンジンが回り続ける影響で走り始めてから5kmぐらいまでは燃費はひとケタ台になることはザラですが、第2世代は制御が細かくなったおかげか第1世代より燃費は良くなっている。
今回、代車は満タン貸しではなかったけど、借りてから平均燃費をリセットして190kmほど走ったら27.9km/Lだったので、7L給油して返しました。
第1世代は電気自動車らしい鋭いレスポンスと加速や強めの回生ブレーキが気に入ってたんですが、世の中的にはあまりウケが良くなかったようで、第2世代はレスポンスと回生ブレーキがマイルドになり、よりガソリン車に近い味付けに。
第1世代のワンペダル走行ではブレーキを踏まなくても回生ブレーキだけで止まることができたけど、第2世代はブレーキペダルに踏み替えないと止まれなくなる。
これでは「ワンペダル」ではないじゃないか。
確かにワンペダルではアクセルオフで惰性ではなく回生ブレーキが働くのでガソリン車と違った走行感にはなるけど、アクセルを踏んで止める感覚に慣れたら楽に走れるけどなぁ。
停止直前、回生が失効する時に僅かに段付きがあるけれど、第1世代はアクセルを踏んで停止できるのでゼロショックで止めることもできるのに。