ロードスターRFを試乗

 クルマ@NDロードスターRF(NDERC 2型),記事リンク有

アクセラの定期点検の前日、まさかのパンクでタイヤ交換をするハメになってしまったのですが(記事)、作業完了まで数時間かかるというので、その間試乗させてもらったロードスターRF。
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NDロードスターのソフトトップが出た時に、電動ハードトップが出たら欲しいな~と思ってたんですが、発表されたのはまさかのオープンにしてもCピラーが残る「屋根が開くクーペ」スタイルという。

これじゃオープンにした時に美しくないし、ロードスターじゃない!

と思ってたんですが、実際に現物を一目見て・・・

これはこれでアリやな~!

と思うように(笑)

特にCピラーのルーフからトランクへのラインが美しい。

ロードスターといえば屋根が開くオープンカーなのですが、ソフトトップは基本オープンで「屋根が閉まる車」と言った方が適切なのかも。

それに対し、硬い屋根のロードスターRFは、同じオープンでも基本はクーペで「屋根が開く車」と考えれば納得がいく。

この試乗車のグレードはスポーティーなRSなので、アルカンターラ生地のRECAROシート。

ヘッドレストにスピーカーが入り、オープンでも聴きやすい。

ただ、この車はオーディオを聞くよりエンジン音を聞いてる方が楽しい。

音といえば、リアのデフの音も結構聞こえる。

私がNDロードスターに乗るにあたり一番問題となるのは ”運転席に入るか?” ということ。

先代よりもボディーサイズが小さくなった分室内も狭くなり、身長が185cmあるといくら座高が高いとはいえ足元が窮屈で、以前、ソフトトップのロードスターを試乗した時にはクラッチをつなぐと左足がハンドルに当たってしまってた。

ところが、このRFのRSグレードだとRECAROが入っているせいか、うまくポジション調整をすると左足がハンドルに当たらない。

足を逃がすと今度は頭が出てしまう問題があるのですが、RFではそれも大丈夫。

屋根を閉めても頭と天井の間に手のひらの厚み+α分のすき間があるので、ヘルメットをかぶらなくても運転できる(^_^;)。

ちなみに、ダイハツのコペンでは頭が屋根から出てしまい、首を横に曲げないと屋根が閉まらなかったという・・・

わしゃパーフェクトヒューマンか! Phm

実際に運転してみたところ、ソフトトップ車よりも自分中心に曲がっている感は少ないものの、やっぱり楽しい!

RSはビルシュタインのショックが標準で装着されていますが、個人的にはあまりビル足の感触はそれほどいいとは思わない。

特に、ルーフを閉めた時にリアの挙動が跳ねるというか落ち着かなくて、ルーフをボディーに格納すると落ち着くような感覚も。

この試乗車にはオプションのBBSホイールとブレンボのブレーキが装着されており、街で見かけるRSはほぼこの仕様ですが、個人的にはいくらBBSとはいえこのデザインは好きじゃないし、ブレンボもキャリパーがデカすぎるような気がする。

しかも、ブレンボはフロントだけで、リアは純正キャリパーを赤く塗っているだけだし。

まあ、この車でリアにブレンボの対向キャリパーを付けたらすぐにロックしそうですが。

ネットを見ていると、後でホイールを交換しようにも、このデカすぎるブレンボキャリパーが当たらないよう収めるのに苦労してるみたいだし、私は純正ホイール&キャリパーでいい。

この車で普通にスーパーへ買い物にも行ってみましたが、決して広くはないトランクでも十分荷物は運べる。

ただ、トイレットペーパーを買うとちょっとキツいかも。
訂正:トイレットペーパーを買っても十分入ります。

試乗ではあまり遠くへは行けませんでしたが・・・

射抜かれました💘

とにかく楽しい!楽しすぎる!!

ロードスターの1.5Lエンジンもよく回って楽しかったのですが、固い屋根のRFの2Lエンジンはトルクもあるし下でも粘るし、もっと楽しい。

電動ルーフの開閉ギミックも面白くて、信号待ちでやたらと開け閉めして注目を集めたくなる。

あと、なんと言ってもデザインが美しい!

ルーフからリアに流れるファストバックスタイルとリアフェンダーの膨らみは、「かっこいい」と言うよりも「美しい」と言った方がしっくりくる。

ディーラーに戻りアクセラの査定をしてもらうと、予想以上の下取り金額にビックリ!

今日寝られなくなってしまうじゃないか!

と言って、一旦帰宅。