どうなる?裁判員制度
マイケルジャクソンの裁判で、陪審員評決が無罪となったことはまだ記憶に新しい。
アメリカでも、この無罪評決に疑問を持つ人は多いそうですが、陪審員制度への疑問は生まれていません。
この陪審員制度自体は、アメリカ国民の総意と思っても間違いなさそうです。
ところで日本でも裁判員制度が導入されようとしています。
重大事件の裁判において、無作為に選び出され人が被告人の有罪、無罪を決めます。
正直、私はこの裁判員とやらにはなりたくありません。
もし、裁判員に選ばれてしまったらどうなるでしょうか?
まず、呼び出し状1枚で裁判所に出廷する義務が課せられます。
こちらの都合など一切お構いなしに呼び出され、裁判所に"軟禁"されることに。
この出廷を拒否すれば、10万円以下の過料が課せられます。
また、裁判員制度は殺人などの重大事件に限られています。
ということは、残虐な犯行経緯が書かれた調書や証拠写真を見せられることに。
こちらがPTSDにでもなってしまいそう。
裁判後には一生涯守秘義務につきまとわれ、もし口にすれば、懲役もしくは罰金となり、前科が付く。
被告が無罪で、裁判員が有罪になんてこともあるかもしれない。
アメリカの陪審員でも、その出頭率は15%ほどしかないそうです。
しかも、日当が目当ての層に偏っているとか。
それで本当に市民感覚が法廷に持ち込めるのでしょうか?
今後、裁判員への負担が明らかになるにつれ、なりたくないと思う人は増えるでしょう。
しかし法案は通ってしまいました。
法治国家だから悪法も法のうち。
今から、呼び出しがかかった時のためにお金を積み立てておこ~っと。
過料を支払うために・・・
そのうち、「裁判員保険」なんて出たりして?!