組織は環境の変化に常に順応していかなければならない
気が付けば、子どもたちは夏休みの真っ只中。
PTA会長になって1学期が過ぎたことさえ、今頃になって気付いた次第です。
1学期を振り返ってみると、何がなんだかわからないままバタバタとしているうちに、あっという間に過ぎた感じ。
2月の役員決めから始まり、4月の委員決めに苦労しました。
毎年こんなことやるんだったら、今年はPTA活動をスリム化して負担を少なくしてやろう!と思ったんですが、では何をどのようにスリム化したらよいのだろうかと考えると、これがなかなか難しい・・・
そこで、過去にどのような取り組みがされていたのだろうかと古い資料をひも解いてみると、そこにも「余計な仕事はなくして負担を減らそう」ということが書いてあり、実は今よりも、もっとたくさんの仕事が行なわれていたようです。
結局のところ、今のPTAは少しずつ見直され仕事の効率化が図られた結果であり、かなり無駄な部分は省かれてきているんだな、と改めて理解した次第。
しかしながら、活動内容の見直しは組織運営において必要なことです。
「見直し」というと大げさなように聞こえますが、これは今までのことは全て否定して新しいものを一から作っていくことではなく、少しずつ変化する状況に順応していくということで、これは自然な流れだろう。
「PDCAサイクル」という言葉があります。
これは、計画(Plan)を実行(Do)し、評価(Check)して改善(Act)に結びつけ、その結果を次の計画に活かすプロセスのこと。
PTA活動の「見直し」も、今までの活動結果をもとに次の活動をどうするのかを考え、さらによい活動ができるようにしていこう、ということです。
2学期からは、より具体的にアイデアを実行していくことになるでしょう。
新しいことをするには、非常に体力を使います。
しかしそれ以上に、今までやってきたことを辞めるときの方がもっと大変。
夏休みの間に、実行プランを慎重に練っておこう。