地域子ども教室で紙飛行機作りをする
先日、地域子ども教室の講師をしてきました。
地域子ども教室とは、
子どもたちが安全に安心して過ごせる「子どもの居場所づくり」を目的として、学校や公共施設などを活用して、子どもたちが地域の大人との交流を交えた様々な体験活動を行っています。
という催しで、我が町の小学生相手にも地域の各団体が分担して教室を開いてます。
その中のひとつに『おもちゃ作り教室』があるんですが、今回、いつもこの教室の講師をしてくれてる方の都合が悪く、代わりに私が講師をすることに。
すでに『おもちゃ作り教室』というタイトルは決まってしまってる中、何をしようか考えた結果、紙飛行機を作って飛ばすことにした。
教室の持ち時間は1時間半あります。
つまり、1時間半は何があっても参加してる子どもらを預かっておかなくてはなりません。
しかし、クソやかましいゆとり小学生を90分も同じ場所に座らせておくのは至難の業。
どの教室でも開始から30分もしたら子どもらが飽きてきて、あとはてんでバラバラに遊び出す始末らしい。
そこで、紙飛行機なら1つ作るのにも20~30分は掛かるし、出来た紙飛行機で飛距離競争とか、決められた場所に着地させたりすれば、最後まで飽きさせずに持ち時間は稼げるかも、という目論見。
事前に、紙飛行機の型紙を厚紙に印刷。
簡単に出来るやつからちょっと難しいやつ、かなり難しいやつと4種類ほど用意。
今回参加したのは、小学生12名、保護者2名。
工作では、手際がよくて仕上りもきれいな子、かなり慎重に進める子など性格が端的に現れる。
作業が速い子と遅い子をまとめながら進めるのはちょっと難しい。
速い子は待ってる間に退屈になり、かといって遅い子を置いて進めるのもかわいそうだし。
そんなこんなで最初の飛行機が完成したのが、開始から45分が経過した頃。しめしめ。
空き教室で飛行機を飛ばしてみると、最初はうまく飛ばないけれど調整しながらだんだんまっすぐ飛ぶように。
次にひとつレベルを上げて、2号機を製作。
出来上がった頃には、すでに持ち時間の1時間半が経過。
結局、2号機のテスト飛行も半ばに、本日のおもちゃ作り教室は終了。
子ども教室のまとめ役の方から、「終わりまできっちり子どもたちをちゃんとまとめられたのはすごい!」と仰っていただき、当初の目論見どおりとなりました。
私は6年前に小学校のPTA会長をした時、わが町の地域子ども教室の立ち上げに参画したメンバーに入ってたんですが、メンバーを抜けてから3年経って久しぶりに関わってみると、だいぶ様変わりした感じ。
おやじの会のイベントなんかで小学生の扱いに慣れてたとはいえ、今回はちょっと疲れたな(笑)
ちなみに、子ども教室を立ち上げてから2年程、関西大学人間活動倫理研究センターの研究材料にもなってました。