SKYACTIV-Xはトルクと吹けのいいとこどり
先日、ディーラーから「SKYACTIV-XのMAZDA3の試乗車が入ったので乗りませんか?」と連絡をいただいたので、試乗してみた。
試乗車はセダンのMAZDA3、やっぱりカッコいい。
従来のガソリンエンジンは点火プラグの火花でガソリンに着火させ、ディーゼルエンジンは圧縮した高温の空気に軽油を噴射して圧縮着火させています。
SKYACTIV-Xは、ガソリンと空気を混ぜた混合気を圧縮するところまでは同じですが、プラグで点火したのをきっかけに圧縮着火するエンジンで、ガソリンとディーゼルのいいとこ取りをしているという。
詳しくは、マツダの公式YouTubeで。
そんなエンジンを積んだMAZDA3ですが、外観で従来型エンジンと違うのは SKYACTIV Xのエンブレムだけ。
SPCCI(圧縮点火)しているかどうかの表示が独自ポイント。
試乗してみたところ、いきなり発進加速のレスポンスの良さとトルクにビックリ!
まさにディーゼルエンジンみたいな感じ。
ところが、走り出してみると、ムラのない強めのトルクのままスムーズに吹け上がり、気持ちいいNAエンジンみたいな。
ロードスターRFと比べると明らかに回転が上がるのが早く、2Lのトルク感のまま1.5Lの吹けの良さが合わさったような。
吹けがいいのにトルクがモリモリ、ガソリンでもディーゼルでもない不思議な感覚。
最近はダウンサイジングターボが多いけど、NAエンジンのフィーリングがすんごく気持ちいい。
今のマツダ車はFFなのに回頭性がいいけれど、さらに良くなったMAZDA3の曲がりもいいし、人間の脊柱の動きを制御するシートもいい。
ブレーキがストローク制御から踏力制御の変わっていて、「あれ?」とすぐにわかるぐらい。
国産車はほとんどストローク型なので、慣れるまでは扱いにくいかもしれませんが、慣れたら踏力型の方が踏みやすいと思う。
特に、AT車でDレンジのまま停止し続けるのが楽かも。
もちろん、オートホールドも付いてますが、国産車はいちいちスイッチをONにする一手間がめんどくさい。
逆に、踏力型に慣れちゃうと、ストローク型に乗るとブレーキが利かなく感じ、空走感も出てしまう。
結論:
すごくいい!乗りたい!!( °∀°)
従来エンジンとの価格差が大きくコスパが悪いという評論家もいてますが、それはこのエンジンの価値がわかってないからだろう。
まあ、普通の奥さまからしたら価値なんてわからんわな。
今のロードスターRFに乗るのはあと1年なので、その後どうしようか。
MAZDA3に3年乗るのもアリかな。
ロードスターRFにSKYACTIV-Xを積んでくれたら・・・ 買う!