大阪→東京高速バス紀行 〜その2〜 新東名スーパーライナー16号で東京へ
大阪から名神ハイウェイバス超特急2便で一旦名古屋まで行き、名古屋で東名ハイウェイバスに乗り換えて東京へ向かいます。
名古屋駅12:00発、新東名スーパーライナー16号で東京駅へ。
今や絶滅危惧種のダブルデッカー、エアロキング。
キングらしい存在感。
今回は、2階建ての1階部分に3席しかないプレミアムシートで。
幅が60cmもあり広々として重厚感のあるシート。
固定式のオットマンの下に脱いだ靴を置ける。
オットマンの前にもまだスペースがあり、カバンを置くこともできる。
レッグレストを引き起こすと、オットマンとのすき間がほとんどなくなり足を伸ばして座れる。
最大156度まで倒れ、ほぼフラットな感覚で寝られる。
でも、走行中にここまで倒すとかえって寝にくいので、半分ぐらいだけ倒す程度がちょうどいい。
ランバーサポートのダイヤルもありますが、回してもランバーサポートが動いてるような感覚はなく、ダイヤルも軽いので、もしかしたら壊れてんの?と思ったり。
1階に3席あるプレミアムシートのうち、ベストチョイスは助手席側の21A席。
左側に1席しかなく、カーテンを閉めれば半個室状態に。
その次は今回座った運転席側に前後に並んだ後ろ側の23Aで、22Aは後ろの23Aから結構丸見えになる。
カーテンを閉めれば見えにくくなりますが、リクライニングを倒すのもちょっと気を遣うし。
さて、名古屋駅を発ったバスは、途中で乗車扱いをせずに新東名高速を東へ。
足柄SAでは、バス専用の駐車スペースに他車が入らないようポールが立っており、バスが入る時は手前で止まり、乗務員がバスを降りてポールを外す。
マナーを守らない車のための苦肉の策でしょうか。
いちいち車を降りてポールを外すのは面倒なので、抑止効果があるのかも。
どうしても経年劣化が目立つエアロキングですが、休憩中に見てみると外観からは特に劣化は見つからず、よく整備されてるんでしょうかね。
その後は川崎ICまでは順調でしたが、川崎ICを超えたところで渋滞につかまり、16:36に用賀料金所を通過。
引き続き首都高も渋滞で17:11に霞ヶ関へ。
さらに一般道も渋滞しており、17:38に東京駅日本橋口に到着。
名古屋駅から5時間38分、千里ニュータウンから乗り継ぎ時間も含め9時間44分、乗車時間だけでは8時間12分で東京駅へ。
運賃は、
千里ニュータウン → 名古屋駅:1,860円(早割)
名古屋駅 → 東京駅:6,440円(プレミアムシート)
合計:8,300円
でした。
プレミアムシートだと長時間のバス移動でも快適ですが、だんだん数が減ってきてるので、乗れるうちに乗っておいた方がいいかも。