レンタカー離れしたレンタカー、TRD仕様の86のMT車を借りてドライブ
たまーに、気分転換がてらレンタカーを借りて日帰りドライブをしてる私ですが、先日、久しぶりにレンタカーでドライブしてみました。
今回のクルマは、なんとトヨタ86!
86のレンタカーというのも珍しいけれど、TRDのデモカーみたく全身カスタマイズされていて、なかなかの走り仕様。
それでいて立派な 「わ」 ナンバーなので、ある意味注目度抜群。
TRDのフルエアロに・・・
減衰力も調整できる車高調でローダウン。
でも、レンタカーなのであんまり低くはなってない。
さらに、カーボンボンネット!
カーボン風シートを貼ってるのではなく、ちゃんとしたカーボン製で、ボンネットを開けるとものすごく軽い。
そんなTRD仕様の86は、マニュアル車!
このクルマは、トヨタレンタリース大阪プレミアムショップ梅田で借りました。
12時間のレンタル代は、免責保証料(\1,080)込みで13,500円。
カーボンボンネットまで付いたクルマがトヨタレンタカーで借りられるとはビックリ。
軽いボンネットを開けると、スバルと共同開発したボクサーエンジンが収まる。
ドライバーズシートに収まると、この低さといいタイトさといい、なんだかすんごい懐かしい感じ。
タイトとはいえ天井は少し余裕があって、普段は身長185cm(整体後は186cm)の私でも頭が天井に当たることはない。
走りグルマだけに中央にはタコメーターが収められ、スピードは左側に。
ただ、タコメーターの中にデジタルのスピードメーターもあり、アクセラのデジタルスピードメーターに慣れてしまった身にとってはすんごい見やすい。
フロントシートがタイトなのはもちろん、リアシートはもっとタイト。
タイトと言うより、シートはあるけど足を入れる場所がないので、正座して座るか?
軽やハイブリッド車が主流になってしまったこの頃ですが、私が免許を取った頃は若もんが乗るクルマといえばクーペが主流。
一応後席はあるけど狭くてとても座れたもんじゃない、というのは当たり前だった。
クルマを借り受けて、クラッチを踏み込んでローギアへ。
マニュアル車は久しぶりだったのでやや不安もありましたが、エンストせずに動けた(笑)
比較的遅くまでマニュアル車に乗ってたので、体で覚えた感覚はすぐによみがえる。
レンタカーとは思えないほど硬い足回りですが、しなやかさもあり街中でも乗れる。
ま、快適とは言えないけど。
それが真価を発揮するのが、コーナーリング。
すんごく安定していて、FRレイアウトと相まって峠が楽しすぎる。
峠だけでなく、カーブの多い地方の高速道路でも安定していて、ボディーをロールさせコケそうになりながらイキって走るワンボックス車なんか蹴散らせて走れる(本当に蹴散らせてはいないけど)。
そして何より、クラッチを踏みギア入れて運転するのが楽しすぎ。
これはヤバい!
ただ、スコン、スコン!と入るまではいかず、ちょっと引っ掛かりがある感じ。
ありがちですが、2速が入りにくい。
これは個体差かもしれません。
6速ミッションですが、街中では3速、60km/h巡航が出来る道で4速で十分。
高速でも4速、5速が走りやすく、6速はいつ使うの?みたいな。
6速100km/h巡航で2500回転なので、そのポテンシャルや(以下自粛)。
このクルマをふんだんに楽しもうとすれば、サーキットしかないぞ。
体で覚えていると言えば、このクルマは6速ミッションなので、バックギアは1速の左側にある。
バックに入れる時は、シフトレバーのリングを上げて左側へさらに押し込むようにして入れますが、昔、マニュアル車に乗ってた頃は5速で、バックは今の6速の位置にあったので、このクルマでもバックしようとしてつい6速に入れてしまう。
半クラしてもクルマが動かないので、あ、間違えた! と気がつくという(笑)
マニュアル車だど自分でシフトチェンジするから楽しいと言われがちですが、最近ではオートマでもマニュアルモードが付いており、パドルでシフトチェンジが出来たりとギアを自分で選べるので、ドライバー自らギアチェンジすること自体が楽しいのではなく、本当の楽しさは左足でクラッチを操作することに あると思う。
クラッチペダルを踏んでシフトチェンジしてペダルを離す、文字に書けばこうなるけど、ギアによってはペダルをゆっくり離したり、一気に離したりと変えるし、道路の状況や車の流れによっても変える。
これが楽しいんだろうな。
今回、221km走ってガソリンは23.1L入ったので、燃費は9.56km/L。
ま、こんなもんでしょ。
ドライブ中、86に遭遇すること2回ほどあったんですが、つい意識して見ちゃいますな。
しかもこっちはTRDのエアロをまとっているにも関わらず、「わ」ナンバーだし。
レンタカー離れしたレンタカーで想像を超える楽しさの86でしたが、さすがに今買う訳にはいかないので、また借りて乗ろう!