12:10、トンネルの中の秘境駅、筒石駅から泊行きの普通列車に乗る。
えちごトキめき鉄道の新車、ET122-7。
糸魚川から乗ってきたのもこの車両。
ポップなデザインのシート。
若干、放送が終わった夜中のテレビを見ているようで。
窓枠の下に、テーブルでも付けるのか金具だけが取り付けられている。
市振駅はえちごトキめき鉄道 と あいの風とやま鉄道との接続駅。
と言っても、1日の乗降客が数十人の小さな無人駅。
新潟県と富山県の県境駅なのでここで三セク会社が変わるだけで、乗務員が変わることもなく泊まで行く。
13:28、泊駅に到着。
あいの風とやま鉄道の駅名票は、海側のホームはブルー、山側のホームはグリーンのデザイン。
筒石から乗ってきたえちごトキめき鉄道ET122-7はイベント兼用車両で、長岡造形大学との共同デザインなんだとか。
日本海の海の中をイメージしており、カニや魚たちが泳いでるようなデザイン。
JR西日本のキハ122形をベースにえちごトキめき鉄道が新造した車両で、2015年新潟トランシス製の銘板も付いている。
あいの風とやま鉄道521系は、JR西日本時代にこの区間で運用されていた521系を譲り受けた車両。
車体カラーはあいの風とやま鉄道のデザインに変わり、山側から海を見た時に青いカラーになるようにしてるのか、山側がブルーで海側がグリーン。
泊駅の1番線ホームにJR西日本時代の駅名票がありましたが、「JR」の文字は上からテープが貼られ消されている。
13:47、泊駅を出発。
途中、黒部までは乗客の乗り降りはほとんどなく、魚津から乗客が増えてくる。
14:34、富山駅に到着。
もちろん、あいの風とやま鉄道の山デザイン。
富山駅のホームに高山本線のキハ120形、越中八尾行きが停車中。
そのうち、高山本線を乗り通したいな。
ホームを下りると、壁で区切られたようなガランとしたコンコース。
これで寄り道は終わり、大阪への帰路を続けます。