北陸新幹線開業前に乗っておく紀行 ~その11~ JR北陸本線で富山へ

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北陸新幹線開業前に乗っておく紀行 その10からのつづき

直江津駅からは、12:08発の普通列車で北陸本線を西へ向かいます。

次の電車まで1時間以上あったので駅そばを食べ、待合室で待ってたけれど、手持ちぶさた感もあったのでホームに行って待つことに。

発車時刻までまだ20分ほどあったんですが、すでに次に乗る電車が来てた。

ブルーマンを彷彿とさせる全身青一色の413系。

富山行き550M。

ステップ付きの両開き扉。

ドア付近はロングシート、中央部はボックスシートの近郊タイプ。

トイレがあるとこれもある、便所使用知らせ灯

なんか最近、21世紀になりあまり聞かなくなった「便所」と「知らせ灯」の響きにハマってる私。

隣のホームに新潟発金沢行きの特急北越がやって来た。

JR東日本の485系リニュアル車、上沼垂色。

北陸新幹線金沢開業後、特急北越は廃止されてしまう。

北越を見送った後、富山行き普通列車は12:08 直江津駅を出発。

フォッサマグナ周辺で地盤が弱く地すべり事故が多発していた糸魚川駅までの区間は10kmを越える長大トンネルも含め、ほとんどトンネルの中を走る印象。

トンネルは携帯が圏外になることもあって眠たくなりますが、長大トンネルの中にある筒石駅、トンネルとトンネルとの間にある能生駅、平均乗降人数が10人に満たない浦本駅など、JRの間に一度訪れてみたい駅もある。

新幹線開業後、北陸本線の金沢まで第三セクター化され、市振駅を境に直江津駅から市振駅までがえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインに、市振駅から倶利伽羅駅まではあいの風とやま鉄道の路線になる。

当初、境界駅の市振駅で下車するつもりでしたが、ここで1時間待って次の列車に乗り継ぐのもしんどくなってしまい、車内から駅名票を撮るだけに(^_^;)

ここで降りずに富山駅まで行けば、その先の乗り継ぎも楽なので。

14:10 富山駅に到着。

第三セクター化されて以降、県庁所在地の中心駅でありながら在来線はJR所管駅ではなくなってしまう。

富山駅に着いた後、14:13発金沢行き450Mに乗り換え。

乗り継ぎ時間3分だったので急いでホームを渡り、列車の写真を撮る間もなく乗車するとすぐに発車。

高岡駅を過ぎ・・・

北陸本線の富山県西端、石動駅で6分間止まった後・・・

15:09 倶利伽羅駅に到着。

なんだかヤンキーの当て字みたいな漢字ですが、養老年間まで遡る由緒のある地名なんだとか。

来春の新幹線開業で第三セクター化された後、倶利伽羅駅はあいの風とやま鉄道IRいしかわ鉄道との境界駅となる。

富山駅から乗って来た521系。

外見は223系とほぼ同じですが、増結用の転落防止幌が特徴的。

次の電車が来るまで、倶利伽羅駅で途中下車することに。

その12へつづく

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