北陸新幹線開業前に乗っておく紀行 ~その10~ JR信越線で直江津へ

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北陸新幹線開業前に乗っておく紀行 その9からのつづき

黒姫駅から信越本線で直江津へ向かいます。

ホームに行くと、線路脇に143.5kmのキロポストがありましたが、来春以降JRでなくなってしまったらどうなるんでしょう?

ま、このキロポストも高崎駅から鉄路続きだった頃のものらしいし、今でもしなの鉄道軽井沢~篠ノ井間も高崎駅からのキロポストをそのまま使っているので、改めて距離を測りなおして立てるよりはこのまま使った方がいいみたい。

直江津行き343Mは、4分遅れの10:02に黒姫駅に到着しすぐ発車。

クロスシートは埋まっていたのでドア戸袋の二人掛けに座る。

再び妙高高原駅に着き、次の関山駅へ向かう途中で寝てしまう。

目が覚めると、ちょうど二本木駅に差し掛かるところ。

二本木駅は本線からの分岐線上に駅があるので、通過する列車は本線をそのまま進み、駅に停車する列車は本線から分岐線に入り駅に停車。
その後バックして本線上に戻り、再び折り返して本線を進むというスイッチバック駅。

分岐線から右手に見える本線に戻るところ。

再び寝てしまい、次に目を覚ました時は脇野田駅に着くところ。

この駅は列車交換ができる普通のローカルな駅ですが、この駅が使われるのは10月18日まで。

西側に隣接して新幹線の新駅舎を建設中で、10月19日以降は新駅舎に移転し、来春の北陸新幹線金沢開業までの間は脇野田駅として営業する。

新幹線開業後は上越妙高駅となり、新幹線はJR東日本とJR西日本との境界駅に。

在来線は、えちごトキめき鉄道の上越妙高駅になる。

脇野田駅のある上越市高田地方は特別豪雪地帯に指定されており、古くから雪深い場所として知られています。
昔、真冬に旅人が高田へやって来たけれど一面雪景色で町が見当たらないので、たまたま歩いてた人に「高田はどこですか?」と聞いたら、その人は足元を指差して「この雪の下ですよ」と言った、という話があったとかなかったとか。

10:58 直江津駅に到着。

今はJR東日本とJR西日本の境界駅になっておりJR東日本が管理していますが、来春以降はえちごトキめき鉄道の駅になる。

この看板も見納め。

JR直江津駅最後の近距離きっぷ運賃表。

えちごトキめき鉄道は、直江津駅を境に現在の信越本線妙高高原駅までが妙高はねうまライン、北陸本線市振駅までが日本海ひすいラインになる。

社名も路線名もキラキラ感がありますが、繰り過ぎなネーミングセンスは第三セクターらしさが出ている。

ここから、北陸本線で西へ向かいます。

その11へつづく

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