大雄山最乗寺 道了尊へ行く ~その3~
境内から階段を上がって、天狗になった道了様の浄域への入口、『結界門』までやって来た。
門の両側には天狗が守っていて・・・
向かって左側には、烏のような容姿の『小天狗(烏天狗)』が右手に武器のようなものを持ち、今にも殴りかかろうとしてる!(◎_◎;)
右側には『大天狗(鼻高天狗)』が巻物と団扇を持って立っている。
どちらもかなりイカツイ 凛々しいお顔立ち。
結界門をくぐり、順路に従って歩いていくと、『三面大黒殿』へ。
三面大黒殿の前にある狛犬が珍しく・・・
何が有難いのかというと、向かって右側の狛犬には子犬がいて、お乳を飲ませているという。
ありがたや~
三面大黒殿の手前にある、三角形に並んだ樹齢600年余りの三本杉がパワースポットらしいので・・・
パワーをいただき、いよいよ山登り。
はじめのうちは段差もゆるやかで、さながらステージ1といったところ。
だんだんと階段が急になってくると、ステージ2へ。
ステージ2への入口には、両側に狛犬と・・・
真ん中に賽銭箱が置いてあり、まるで通行料を納めよと言われてるような。
一応、わずかではありますが納めるものは納めて、入らせていただくことに。
さすがはステージ2になると、いきなり角度がきつくなる(+_+)
ひとまず目の前の階段を上がって行き・・・
これを上がると、おっ、階段ないやん!と思いつつ歩いていくと・・・
岩の脇をすり抜けると最終ステージ、ステージ3へ突入。
ステージ3の入口も、大天狗と小天狗が守る。
いや、もしかしたら結界門にいらっしゃった大天狗と小天狗が颯爽と飛んできたのかもしれない。
小天狗はいよいよ剣を振り下ろしそうな勢い。
目線に入るとやられそうなくらいの気迫。
iPhoneを手すりに置いてみると、だいたい32度。
こんな急階段ですが、一歩ずつ上って行きます。
黒い大天狗、小天狗を超えてから最後の階段は数えながら進む。
階段の脇に奉納されている灯篭でいうと、オスカ電子さんのところ。
正直、階段には自信があったんですが、100段ぐらいまでは調子よく行けるも、100段を過ぎると急に汗が吹き出し、息があがって脈拍が速くなってくる。
あれ?
この階段、300段とか350段とか聞いてたんですが、そんなにはないぞ!
心臓バクバク、息ぜいぜい、汗ブッシャーな状態で、ようやくたどり着いた頂上にある『奥の院』。
結局、黒い大天狗&小天狗からは216段。
進むにつれてペースは落ちましたが、途中で休むことなく、写真を撮りながら3~4分でステージ3をクリア。
ここまで上がってくると、少しは暑さはマシかな。
とりあえず心拍数と汗を落ち着かせます。