祭りの打合せとプリント刷りな一日
うちの小学校では、毎年6月に小学校、PTA、地域団体が共催でお祭りをします。
このお祭りは10年前ぐらいから始まったそうですが、いまいち祭りの意義がわからない。
たぶん市の教育指導要領に「地域社会との連携を密にし、学校・家庭・地域が一体となって開かれた学校づくりに努める」と書いてあるので、このへんから来ているのかも。
この祭りでは、最後にフィナーレが行なわれてます。
昨年のフィナーレでは、バンドの生演奏でお母さんたちがコーラスをしたり、子どもたちが歌ったりと、それはそれで意味のあるものだったと思う。
しかしフィナーレをするにあたり、ママさんコーラスのメンバーを募集したり、事前に何度も練習をしたり、人が集まらないから何度も動員の連絡網が回されたりと、かなり無理をして何とかやっていけてるように感じました。
無理をすれば最初のうちはやっていけてもだんだんとキツくなってきて、ついには破綻してしまうのが世の常。
そこまでしなければ実行できないようなものならば、いっそうのこと辞めてしまって負担を少なくしようと考え、今年のフィナーレはしないと決めました。
お祭り当日は校内でいろんな催しが行なわれていますが、特に低学年は時間が足りなくて全部見て回ることは到底無理で、要領のいい高学年でさえも全部回るのは難しいらしい。
それならばフィナーレをやめれば30分程余分に時間ができるので、校内を回る時間が増えるし、これはこれで子どもたちのためになると思う。
しかし校長はいい顔しなかった。
このお祭りは総合教育の一環だから、最後に子どもたちを集めてまとめをしたいとおっしゃる。
それならば、まとめをするのは構わないから、演奏したり歌ったりということはしませんよ、ということで話を付けようと交渉。
しかし向こうは修羅場をいくつもくぐり抜けたプロ。
こっちは1年で総替わりしてしまうアマチュア。
話し合いになればなんだかんだで丸め込まれそうになりますが、なんとかこちらの思い通りに落ち着いた。
その後、次回の運営委員会の資料や会員へ配布する学級連絡網や協力委員アンケートプリント作成。
協力委員とは、役員や委員会に所属している人以外のPTA会員を「協力委員」として、市のいろんな団体の講演会の動員要請などに出席してもらうようにしている。
誰がどの講演会に出席するかの割り振りをしますが、いきなり「あんた、これ行って!」と言われるのもツライだろうから、あらかじめ協力委員にアンケートをしてどの講演会を希望するかを聞いて、できるだけその希望に沿うように割り振っていきます。
なんとも良心的!(笑)
まあ希望っていったって、積極的に「この講演会はぜひとも行きたい!」と希望を出す人はほとんどいない。
要請がかかっている講演会で、楽なものから順番に・・・ってことで出すのが普通かな。
毎年、協力委員アンケートは行なわれていますが、例年出されているプリントを見るとどうもわかりにくい内容に思う。
やめとけばいいものを、「ここをこうすれば、もっとわかりやすいんじゃないの?」なんて言っちゃった手前、このプリントを書き直すことになっちゃった。
またいつものスパイラルにはまっているような・・・