大型二輪免許取得記 【Vol.18】2段階1時限目 シミュレーター
2014年10月11日(土)
いよいよ今日から2段階。
はじめはシミュレーター。
一緒に受けるのは、私と若い男性と女性の3名。
街中のコースを交通法規を厳守して走るという。
順路はシミュレーターが声で指示してくれる。
教官から、
おそくじさんは免許持ってるし、出来て当然で・す・よ・ね?
とプレッシャーをかけられる。
3人が別々のコースを走り、その後、法規通りに出来てるところと出来ていないところをそれぞれチェックされる。
ポイントをまとめると次の通り。
- 発進の合図を忘れないよう。
- 進路変更の合図は進路を変える3秒前。
すなわち、合図をしてから3秒間は進路を変えてはダメなので、距離が短い時はスピードを落として調節する。 - 交差点で右左折する前の進路変更の合図は30メートル手前+3秒前なので、思ってるよりかなり手前から合図を始めなければならない。
(但し、シミュレーターが意地悪して意図的に進路指示を遅らせる場合があるので、スピードを落として時間を作る) - 左折は小回り、膨らまないこと。
シミュレーターだと感覚がわからないので、普通に曲がると膨らんでしまいがち。アクセルはほとんど開けずに左折すべし。 - 右折は交差点中心のすぐ内側を通る。ついショートカットしてしまいがち。
- 右カーブでセンターラインに寄らない。キープレフトを保つ。
- 気が付いたらスピードが出てるので、スピードにも注意。
- ブレーキの感覚がわかりにくい。
実際のバイクよりもきつめにブレーキを掛けないと止まってくれないので、一時停止などで前輪の先端が停止線と重ならないように手前に止まる。 - バス優先道路では、あっという間にバスが現れて煽ってくるので、右レーンに進路変更してバスに道を譲る。
この時、進路変更をするのは合図を出して3秒後。 - 停留所のバスは抜群のタイミングで発車するので、手前から減速して様子を伺い、バスが右ウインカーを出したら道を譲る。
- 後ろから救急車が来たらとっさに左へ止まって道を譲りたくなるが、ここも進路変更は合図をしてから3秒後。
- 水たまりの横に絶妙のタイミングで歩行者がいるので、ポンピングブレーキで20km/h未満に減速して水たまりを通る。
- 見通しの悪い交差点は、だいたい時速20km/hぐらいで通る。
見通しの悪い交差点が連続すると徐々に通過速度が上がってしまうので、速度に注意。 - 横断歩道の手前に駐車車両がいる場合は、横断歩道の手前で一時停止しなければならない。(これができる人はまずいないらしい)
- 駐車場に入るために歩道を横切るときも、一時停止。
かなり多いけれどこんなもんだったかな。
今回は法規走行の確認なので、一時停止などきっちり守っていれば事故は起こらないらしい。
一時停止の交差点では、停止線の手前で止まり待っていると、シミュ―レーターが「左右は安全です」と言ってくれる。
私はだいたい法規通りに走れたんですが、後ろから救急車が来たときに進路変更の合図と同時に進路変更したことと、横断歩道上に駐車している車の横を通過するときに一時停止しなかったことで引っ掛かってしまった。
横断歩道手前に駐車車両がいるときに一時停止する人はここ2~3年見たことがなかったそうですが、一緒に受けてた女性はきっちり止まってました。
今回担当の教官は気さくな方で、私のカーブや交差点での走り方を見て、「おそくじさんってA型ですか?」と言われたのにビックリ!(笑)
今回のシミュレーターは、いい勉強になった。
最後に、2段階で練習する検定コースを覚えて来なければならないのですが、「みなさんちゃんと覚えて来ました?」と聞かれる。
私はきっちり覚えて来ましたが、女性は6割くらい、男性は全く覚えていないとか。
教官が検定コースを説明しようとしましたところ、「あ、そーだ。おそくじさん全部覚えたんなら説明してくれる?」と言われてしまう。
ま、間違って覚えたんなら今のうちに直しておいた方がいいので、私が説明することに。
無事、間違いなくコースを覚えていて良かったよ!ホッ