東京→大阪 片道切符で大回りの旅 ~その6~ 長野から特急しなの&新幹線で大阪へ

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東京→大阪 片道切符で大回りの旅 その5からのつづき

東京駅から大回りして長野駅までやって来ました。

長野駅からは、19:40発特急しなの26号で名古屋駅へ向かいます。

しなの26号は、名古屋行きの最終列車。

乗車時間が3時間弱あり普通車も混んでるのでグリーン車にする。

ホームへ下りると、先月乗った(記事)あさま色の189系妙高号も。

普通列車に愛称が付けられているのは、指定席があるからでしょうか。

特急しなのはJR東海383系。A7編成。

長野方の先頭車は非貫通のパノラマ窓。

LED全盛の行き先表示ですが、383系は20年ほど前に造られた車両なので未だ方向幕。

でも、これはこれで味があっていい。

ただ、座席はモケットの摩耗もあり少々くたびれ感も。

背面テーブルは横長で、パソコンを置くには不向き。

来春にはしなの鉄道に移管されてしまう長野駅を出発。

グリーン車は3名の乗客ですが、すぐに検札。

すでに日も暮れてトンネルなのか外なのかわからない山中だったこともあり、道中ほとんど寝てたzzz

22:37 定刻より3分遅れで名古屋駅に到着。

はじめからしなの26号が遅れることを想定して最終ののぞみ265号を予約してたんですが、ギリ間に合いそうだったのでEX予約で22:42発ののぞみ263号に変更。

乗り換え改札の窓口で特急券を受け取り、ホームへ。

もし窓口が混んで間に合いそうになかったら再び予約を変えるつもりでしたが、すんなり受け取れた。

ホームへ上がると、ちょうど列車が入って来たところ。

N700系 X51編成。

ドタバタしながら名古屋駅を出発し、いよいよラストスパート。

23:32 新大阪に到着。

JR京都線(東海道線)ホームへ行くと幸い遅延はなく、23:37発の普通電車に乗る。

最後の列車は207系。

23:41 大阪駅に到着 \(^o^)/

東京駅から大回り片道乗車券を使い、出発当日中に大阪駅までたどり着くミッション完了!

8列車を乗り継ぎ、東京、埼玉、茨城、栃木、福島、宮城、岩手、青森、秋田、山形、新潟、群馬、長野、岐阜、愛知、滋賀、京都、大阪の18都府県を通る。

1956.1kmを17時間22分掛けて大回りしてきました。

今回の旅路をまとめてみると・・・

東京6:32 -(はやぶさ1号)→ 新青森9:50/9:58-(つがる4号)→ 秋田12:33/12:57-(いなほ10号)→ 新潟16:31/16:45-(MAXとき338号)→ 高崎18:04/18:35-(あさま539号)→ 長野19:27/19:40-(ワイドビュしなの26号)→ 名古屋22:37(3分遅れ)/22:42-(のぞみ263号)→ 新大阪23:32/23:37-(東海道本線263C)→ 大阪23:41

乗車券:
東京都区内→大阪市内 \19,660
(経由:新幹線・新青森・奥羽・羽越・白新・新潟・新幹線・高崎・新幹線・長野・信越・篠ノ井線・中央西・東海・名古屋・新幹線・新大阪)

特急券: \33,940
東京→新青森 はやぶさ1号 \16,960(特急料金\6,680、グリーン\10,280(グランクラス))
新青森→秋田 つがる4号 \1,120(乗継割引)
秋田→新潟 いなほ10号 \1,230(乗継割引)
新潟→高崎 Maxとき338号 \3,990
高崎→長野 あさま539号 \3,110
長野→名古屋 しなの26号 \5,300(特急料金\1,190(乗継割引)、グリーン\4,110)
名古屋→新大阪 のぞみ263号 \2,230(e特急券)

合計: \53,600-

なかなかの大回り旅路でした。

ちなみに、今回たどったルートを大阪駅から東京駅へ逆向きに行こうとしても、現在のダイヤでは出発当日中には東京駅へはたどり着けません。

今回のルートの逆方向では仙台までしか行けず、東京駅まで行くには秋田から秋田新幹線に乗るしかない。

今回のルートを逆にたどるには、新青森駅を19:44に発つはやぶさ38号に乗らなければならず、これに間に合うような新青森駅着の列車を探すと、乗り継ぎが悪くタイムロスが大きいので、新潟を朝8時台に出なければならないという。

もしかしたら、北海道新幹線開業などでダイヤ改正があれば逆回りでも行けるようになるかもしれないし、はたまた今回と同じルートで行けなくなるかもしれません。