大型二輪免許取得記 【Vol.33】2段階15時限目 実車
2014年10月22日(水)
午前中にセット教習をして、夜、再び教習に。
2段階も残り3時間。
今回からみきわめ&補習が掛かってくるので、今まで以上にきっちり走らなければ。
この日は事前の予報でも雨でしたが、雨降りの検定も想定してあえて雨天で乗ることに。
しかし、しとしとと降っていた雨も教習が始まる頃には止んでしまい、路面も半乾きになってしまう。
それでも急制動は14mの指示。
ウエットだと急制動の制限距離が延びるので楽だけど、スラロームがちょっと心配。
今回、スラロームは完全には乾いてなかったけどドライと同じように走れたし、雨天でも制限時間は変わらないので大丈夫かな。
今回のバイクは60号車。
クラッチが近くてすんごい乗りやすい。
一応、一発勝負の検定を鑑み前回から3日開けて乗りましたが、慣らし走行があったとはいえ、検定コースの最初の1周目は合図・確認も決められた場所で出来たし、課題も全てクリアーしたので、これならイケそうな感触。
発着点でバイクを降り、2周目へ。
ところが・・・
バイクにまたがりミラーを確認してセルを回すと、
キュルキュルキュルキュルキュル・・・ キュルッ
エンジンが掛からない。
スタンドは払ってるし、キルスイッチも大丈夫。
もう一度セルを回してみる。
キュルキュル・・・ キュルッ
どうやらバッテリーが弱ってるみたい。
二呼吸してもう一度。
ジーー・・・
もうキュルリとも言わなくなった。
当然キックペダルも付いてないし、まさか教習所で押し掛けもマズいだろうし、そもそもバッテリーが上がると燃料も噴射できないので無理だろう。
しかし、近くに教官はおらず、
すいませーん!
と手を振っても気付いてくれない。
ちょうどそこへ、教習中に走らせなければならない四輪車(ワゴンR)を運転してる教官に気付いてもらえたので事情を説明。
キルスイッチ入ってない?
ないです!
それは確認ずみ。
クルマから降りた教官に見てもらうと「あら、ホントだ」という訳で、バイクが62号車に変わった(笑)
バイクを変えて行こうとした時、1周目で私の後ろを走ってた教習生が発着点に戻って来る。
ちょうど検定コース1周分のロス。
ようやく2周目に入った私は途中まで順調に進んでいましたが、今日から2段階の実車になった黄色ゼッケンの普通二輪に追いついてしまう。
この黄色ゼッケンの彼、コースを全然覚えてないようで、教官がマンツーマンでコースを説明するけど、コース以前に発進もおぼつかないようでエンストばかり。
さらに順路が頭に入ってないので走行もゆっくり過ぎて、私もそれに付き合うハメに。
ま、2段階の最初なので仕方がないけど、ちょっとはコースを覚えて来いよ。
教官が「ここを右折したらS字へ行って、一本橋を渡ったら次はクランク」 と説明すると、彼は、
え、えーっと、S字に行って・・・ 橋を渡って・・・
確認するけどどうも頭に入ってない様子。
その間、私は後ろからその様子をじっくり観察することに。
でも、彼に付いている教官が仲良くなった方だったので、少しは気分は晴れる。
おそくじさん、すいませんねぇ~
と言っていただいたし。
てか、名前覚えられてるし(^_^;)
全コース徐行の状態で付いていくと、一本橋へ。
彼が渡り始めたあとに私もスタート。
ところが、彼のフラフラが気になってしまい、つい目線が近くに来てしまった瞬間バランスを崩す。
なんとこのタイミングで落下してしまうという。
ガーーーン!
先生、そうじゃないんですぅ(ToT)
と泣いたところで検定では即中止になってしまうミスをこの段階でやらかしてしまい、かなり凹む。
結局、ずっと彼に前を押さえられながら、2周目終了。
ここで時間切れで3周目に入れず。
ま、こんなこともあるさ! と割り切ってネタにするぐらいの余裕がないと、検定には挑めませんわな。