引退間近?200系新幹線
東京出張では毎度毎度緻密なスケジュールが組まれる訳ですが、先日の出張では急遽、奇跡的に2時間だけ空き時間ができました。
この空き時間に何するかは全く考えてなかったんですが、JRの駅で『9月29日ダイヤ改正』と書かれたポスターを見て、ふと思い出す。
そーいえば、このダイヤ改正でE1系が引退するんやったな~
ネットでちょろっと調べてみると、なんとこれまた奇跡的にこの空き時間を利用してE1系に乗り、次の仕事先のアポまで十分間に合うじゃあーりませんか!
そこで、全く予定してなかったE1系新幹線の乗り納めをすることに。
とは言うものの、次の予定があるのであまり遠くへは行けません。
E1系に乗れる区間はというと・・・
東京から上野まで!
JRの在来線をSuicaで入っちゃったので、東京駅で新幹線の切符を買うには一旦改札を出るか、有人窓口で買わなければなりません。
改札まで行くのもしんどいので、これまた奇跡的に空いていた窓口へすべりこむ。
上野まで自由席で!
と言うと、
上野まででいいんですか?!
と確認されてしまったけど、東京から上野までの乗車券&自由席特急券を購入。
新幹線の場合、隣駅への自由席なら通常より値段が安くなる特定特急券が発売されます。
E1系で運行されるMAXたにがわ415号が入線するまでまだ時間があるので、隣のホームに入線していた200系を見ることに。
200系は9月のダイヤ改正以降も引き続き運用されるものの、今後E5系の増備が進めば引退すること確実。
そう遠くないうちに消えちゃうかも。
200系のアイキャッチポイントといえば、スノープラウ。
0系ベースのデザインながら、豪雪地帯を走行するために付けられたスノープラウは200系の外観上の特徴。
元F1編成だった200系1000番台のトップナンバー。
東北新幹線開業からのE編成は最高時速210kmでしたが、初めて時速240kmでの営業運転を可能とした編成。
元エースに奇跡的に遭遇できて、ウレシ!
現存する200系は全てリニューアル編成なので、運転席まわりの形状がオリジナルと異なり、滑らかになってしまっている。
ちなみに昔撮った写真を引っ張り出すと、↓左側がオリジナル仕様で、右がリニューアル仕様。
オリジナル仕様の運転席まわりは、0系のような角ばった形でした。
この車両は、リニューアル工事されずに廃車となったK27編成。
運転席まわりが滑らかになったとはいえ、やっぱり鼻先の丸っこさは今や愛おしいぐらい。
ふと振り返ると、鼻先がビヨーンと伸びたE5系が止まってた。
東北新幹線が開業してから30年間で、こんなに変わっちゃった。
併結してるE3系は、E3系最終編成であるR26編成。
E3系こまちは、このR26編成を最後に量産終了。
200系の側面の特徴といえば、この雪切り室への外気導入口。
走行機器の冷却に外気を送風しますが、雪国では雪切り室で外気と雪を分ける必要がある。
と、そうこうしてるうちにとき327号は発車時刻となり、新潟へ向け出発。
あ~、もうちょっと見たかったなぁ。
お目当てのE1系MAXがやってくる21番線へ行くと、先ほどのE5系U5編成が回送車としてまだ止まってる。
E1系はE5系が出てからやって来るので、他のホームに止まってる車両をチェック。
20番線には、E2系あさま573号長野行きが停車中。
向こう側に復原された東京駅のドームがちら見え。
21番線からE5編成が出て行くと、隣の22番線にはE4系MAXとき391号が停車中だった。
E4系P18編成。
E4系もダイヤ改正以後は東北新幹線からの運用が外れ、上越新幹線専用に。
そしてE5系の増備が進めば引退も時間の問題。
22番線からE4系が出発したあと、E2系J8編成のはやて78号が到着。
このようにJR東日本の新幹線はいろんな形式の車両が使われていますが、ホームの停止位置を示す標識も、10両、12両、16両、17両にU編成&S11編成用など、バリエーション豊か。
この他にも8両用とか15両用の標識もあります。
時が前後しますが、22番線のE4系が止まっている横にE1系がやって来た。
新旧MAXが顔を並べるのも、あと5日。
いよいよ引退前のE1系MAXに乗ります。