羽田からスターフライヤーで北九州空港へ
東京からの帰路、まだ未踏の北九州空港へ行くため、羽田7:40発、スターフライヤーSFJ73便で北九州へ。
搭乗口は第1ターミナルの末端にある1番搭乗口。
搭乗口に一番近い保安検査Aから入っても、1番搭乗口まで210m。
まあ、第2ターミナルの47番搭乗口よりはだいぶマシ。
第1ターミナル北側ではサテライト施設の工事が行われており、2026年竣工予定なんだとか。
実はこの時、私の隣席でちょっとしたハプニングが。
私はいつも窓側席を取りますが、隣席の3列シート中央に小学生ぐらいの男の子、通路側にはそのお父さんが座ってました。
離陸前、CAさんが乗客のシートベルトをチェックしている時に、隣席の男の子のシートベルトがねじれまくっているのを見つけ、CAさんがそのねじれを取ろうと一旦ベルトを外したところ、バックルの中までベルトがねじれてました。
バックルの中のねじれを取るにはバックルの細いスリットを通っているベルトの裏表を入れ替えなければなりませんが、スリットが細いのでベルトが噛んでしまい、ベルトを全く動かせなくなってしまうという。
すでに滑走路へ向けて走り出してましたが、このままでは離陸が出来ないので、男の子とお父さんは急遽空いている別の席へ移動することに。
離陸後右旋回して西へ進路を取ると、横浜ベイブリッジやみなとみらい、本牧のコンテナヤードがよく見える。
個人用モニターで地図を出してみると、「クリル海溝」とか「シャッキー海膨」とか、そんなん書かんでもええやろ!というような場所も。
海の底にある場所なので、ランドマークにもならん。
何から何までオシャレなスターフライヤーですが、シートポケットに入ってる安全のしおりもオシャレ。
普通は下敷きのような固い紙の両面に印刷されてますが、スターフライヤーは触感のいい紙で折り込まれており、しかもJA24MCとレジ番まで印刷されているという。
あれ、JA24MC?
JA24MCのシートポケットには何が入ってるのか気になる。
しばらくして外を見ると、なんとなく山梨っぽい街の風景が見えてくる。
あわよくば富士山を近くで見たいなぁと思ってたけど、富士山の北側を飛んでるのね。
すると、岐阜県の木曽川と飛騨川が合流する可児市や美濃加茂市が見えてくる。
こうして見ると、高島市辺りは安曇川のデルタ地帯で、さらにその奥には小浜市があり、日本海からの風の通り道になってるのが見てわかる。
湖西線は風でよく止まるもんね。
琵琶湖を越え京都府に差し掛かる頃には雲が地表を覆ってしまい地形が見えなくなったので、暇つぶしに隣席のベルトのねじれを取ってやろうとしていると、CAさんが「整備士に連絡するのでこのままでいいですよ」と声をかけていただく。
しかし、私も意地になって頑張り、無事ねじれを取ってやりました。
結局、バックルの中で1周半もねじれてた。
スターフライヤーの機内サービスのコーヒーはタリーズのコーヒーで、一緒にチョコレートを1枚もらえますが、CAさんにベルトのねじれが取れたことを伝えると、「ありがとうございます!」と言ってチョコレート3枚くれました(^_^)♪
国内空港めぐりでは行かないけど、防府にある自衛隊基地の滑走路。
高度が下がり宇部沖で左へ旋回すると、手前が九州で奥が本州、間にあるのが関門海峡。
9:04、北九州空港RWY18に着陸。
旅客ターミナルの他に三菱重工の施設もありますが、何やら無人機らしい飛行機が動いてた。
旅客ターミナルの隣のビルにあるSTARFLYERの文字がカッコいい。
ということで、北九州空港初訪問。
地方空港では国内線は羽田便しか就航していないところも多いので、東京出張に絡めないとなかなか行けません。
ここからバスで小倉駅へ向かいます。