台湾の代表的な観光地『九份』へ行く

 おでかけ@台湾台湾_202409

金瓜石の黄金博物館へ行ったあと、台湾の代表的な観光地、九份へ。

金瓜石方面から九份バス停で降りて九份舊道入口へ向かって歩いていると、バイクの駐輪場があったんですが・・・

壁に書いてあるバイクの「機車」の「機」が簡体字で「机車」と書いてあったのにはちょっと驚いた。

九份舊道に入ってすぐのところにある「珍珠鮮奶茶」の看板のお茶屋。

気になったのはお茶ではなく、愛文芒果冰沙(マンゴースムージー)。

NTD80(約370円)で1杯買ってみたら、濃厚なマンゴーの味わいが激うま!

「天下第一杏鲍菇」の看板の屋台では・・・

日本では見たことないぐらいのぶっといエリンギを売ってます。

台湾ではこのぶっといエリンギが一般的で、店頭の屋台ではエリンギを醤油で素焼きしてました。

焼きエリンギの他に揚げエリンギもあり、両方買うと少し安くなりますが、今回は燒烤杏鲍菇(焼きエリンギ)を買ってみた。NTD120(約550円)。

エリンギを包丁でひと口サイズに手際よくカットして、紙の器に入れてくれる。

ひとつ食べてみると・・・

 

うまーい!(о´∀`о)

 

歯ごたえのあるエリンギは醤油と塩胡椒で味付けされており、ビールも進みそうな味わい。

これ、もう一つ買いたくなるぐらいにおいしくて、今回、台湾に来て最高の逸品。

その後、いろんな店を見て回ってましたが、十字路で狭い階段を下りていくと・・・

九份で一番人気の茶店「阿妹茶楼」があります。

狭い階段には阿妹茶楼の入店待ちの行列も伸びており、一番混雑するところ。

階段を下り切るとちょっとした広場になっており、赤い提灯がずらりと並んでます。

提灯が並ぶ風景は映えスポットになっており、ここで撮影してる観光客でいっぱい。

実は九份の茶店を予約してるんですが、まだ予約時間まで少しあるので、広場の脇にある昔の映画館『昇平戯院』へ。

チケット売り場には映画のタイムスケジュールも。

放映してる映画を紹介したパネルも昔のままを再現してるのかと思ったら、金土日はこの「悲情城市」(九份が舞台となっている映画)を実際に上映してるらしい。

館内には昔の映写機が展示してありましたが、さすがに今は使ってないか。

ミニシアターのようなスクリーンに、中央の通路を挟んで木のイスが左右に並んでおり、かつての雰囲気を感じられる。

館内は冷房が効いているので、ここで涼みながら茶店の予約時間が来るのを待つことに。

茶店の様子は改めて紹介するとして、茶店を出るとすっかり日が暮れて提灯に火が灯ると、千と千尋の神隠しのような雰囲気。

夜になると雨が降ってきてしまいましたが、傘をさすとただでさえ狭い階段が余計に狭くなる。

ところで、夜、九份から帰るのはなかなか大変。

一般的には九份からバスで瑞芳駅へ向かいますが、このバスが満員すし詰め状態で積み残しが発生しており、バス停にはバス待ちの人であふれ返っています。

坂を上がって手前のバス停から乗ろうとする人もいたりして、夜にバスで帰ろうとするとかなりの待ち時間を覚悟しておかなくてはなりません。

それを嫌ってタクシーを使う人もいて、タクシーの運転手も呼び込みしてますが、タイミングが悪いとタクシーに乗るのもなかなかの競争に。

そこで私は、kkdayで事前に5人乗りの車を予約してました。料金は6,200円を日本円で支払い。

kkdayというアプリで予約するUBER的な配車サービスで、日時と乗車場所を選択するとそこで待っていてくれます。

私は提灯の広場からさらに下り、バス通りを渡って派出所から坂を下ったところにある「九份台陽停車場」で乗車する予約をすると、迎えに来てくれる車のナンバーと相手方の電話番号が書かれたバウチャーが送られて来ます。

さて当日、予約した通り九份台陽停車場(駐車場)へ向かうと、なんとその駐車場は明かりがほとんどなく真っ暗で、たくさん止まってる車からバウチャーに書かれたナンバーの車を探すのが大変。

しかも雨降っていて余計に見えないし、探すのなんて無理。。。

そこで、一旦派出所の近くまで坂を上がり「今派出所付近にいるんだけど来てくれる?」と電話をして、無事ピックアップしてもらった次第。

こういうこともあろうとかと、桃園空港に到着した時に現地の電話番号を使えるようにSIMカードを買ったんですよね。

ピックアップしてくれたのは、カローラクロスに乗った30才前後の女性でした。

「いや~雨降って大変でしたわ」とか軽く雑談すると、「あんた中国語うまいね、どこで勉強したの?」と、最近よく聞かれる質問が。

台北駅へ着く頃には雨も止んでました。

九份へ行く時には、帰りの足を確保しておくことをオススメします。

 おでかけ@台湾台湾_202409

Posted by Hepporon