福岡空港から初搭乗のオリエンタルエアブリッジで対馬空港へ
福岡空港から7:45発、ANA4679便で対馬空港へ向かいます。
ただ、この日は前日から天気が悪く対馬空港は天候調査中でしたが、保安検査証には対馬空港が強風で着陸できない場合は福岡空港へ引き返す条件便の記載が。
今回はANAのマイルを使ったのでANA便名ですが、オリエンタルエアブリッジによる運航。
オリエンタルエアブリッジ(ORC)は、主に長崎県内の離島と長崎空港や福岡空港を結ぶ地域エアラインで、以前、長崎空港でORCの機体を見ましたが、今回ORCに初搭乗。
福岡空港はターミナルと滑走路が近く、間近で機体が見られるのがいい。
手前のA350-900(JA07XJ)は羽田行きJL304便、奥のA350-900は(JA06XJ)羽田行きJL302便。
出発22分前に搭乗口へ行くと、Group2の優先搭乗が始まってました。
ターミナルからはバスでスポットへ。
さすが西鉄バス、25番スポットへ行く表示もしてある。
さて、ORCの機体に初めて乗れることで少しワクワクしながらスポットに着くと、そこにはANA塗装のDHC8-Q400が!
ORC塗装の飛行機を期待してたのに!(公式サイトより)
どうやら福岡-対馬線は、ANAウイングスの機材でORCの乗務員による運航なんだとか。ちょっと残念。
という訳で、機材はJA841A。
この機体、プロペラ機とあなどるなかれ、鹿児島など九州の短距離線を飛んでると思いきや、大阪から東北を経て北海道へ飛び、女満別など北海道の短距離線も担っており、日本全国飛び回っています。
飛行機に乗り込むと、入口に唯一?オリエンタルエアブリッジであることがわかるプレートがあった。
7:45にドアクローズし、7:54にRWY16から離陸。
雨の福岡空港を離陸すると、すぐに低くたちこめた雲の中へ。
雲の層のすき間を巡航しますが、揺れが続きシートベルト着用サインが消えずドリンクサービスもキャンディー配布もなし。
DHC8は機内Wi-Fiでネット接続できないので、iPhoneのコンパスで緯度経度を見ながら頭の中で現在地を把握する。
8:11から8:14の3分間で、高度が約1000m下がる。
雲を抜けると雨は降ってるものの、海面は穏やかで風は強くなさそう。
車輪を出したら対馬が見えてきたので、このまま着陸してくれるか?!
8:18、対馬空港RWY32に着陸。
福岡空港へ引き返すことなく、無事着陸してくれました。
機内アナウンスを聞いて初めて知ったんですが、このORC79便、ANAだけでなくJALともコードシェアしてるんですね。
到着後、Q400はドアのステップを下りてエプロンを歩いてターミナルへ行くのかと思いきや、ドアのステップを下りると階段があり、階段を上ると・・・
低く下げたボーディングブリッジにつながっている。
Q400でボーディングブリッジを使ったのは初めて。
ただ、ボーディングブリッジをいっぱいまで下げてるので傾斜がすごく、急な上り坂を歩いているのと同じでかえってしんどい。
↑坂を上がり切って振り返ってみたところ。
ボーディングブリッジはターミナル2Fにつながっており、ターミナルの階段を下って1Fの到着口から出るので、飛行機から地べたを歩いた方が楽だったかも。
もしかして雨降ってたから、傘をささなくてもいいようにしてくれたんでしょうか?
到着口を出ると、予約してたトヨタレンタカーの方が迎えに来てくれていて、ハイエースで営業所まで乗せてってくれます。
実は前日も1日2便あるORC福岡-対馬便は強風で全て欠航になってたんですが、なんとか私が乗った便は無事飛んでくれました。
運航状況を見ると、この後の便は雷で欠航したようで、対馬まで来れたのは天候も運も味方してくれたみたい。
ただ、対馬に来たはいいものの、対馬から帰れるかどうかが心配ですが。
あまり時間はないけれど、レンタカーで対馬を見て回ります。