東京→大阪 北陸回りの旅 ~その7~ 金沢からサンダーバードで大阪へ

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東京→大阪 北陸回りの旅 その6 からのつづき

東京から北陸回りで大阪への旅路も、いよいよラストスパート。

金沢からは、特急サンダーバードで大阪へ向かいます。

指定席がほぼ満席だったので、グリーン車にする。

金沢駅は、北陸新幹線開業後はJR西日本の北陸本線と、JR西日本から並行在来線区間を譲渡されたIRいしかわ鉄道との境界駅になり、駅名票にも両社のマークが入る。

ちなみに、北陸新幹線開業前はこんな。

金沢17:56発、サンダーバード40号。

17:49、12両編成の683系が入線。

12両編成でも指定席が満席なくらい乗客は多い。

北陸新幹線開業により余ってしまった車両は今後改造される予定で、『THUNDERBIRD』のロゴが付いた車両も減っていく。

グリーン車は最後尾の1号車。

てっきり乗務員室直後に乗降ドアはないと思ってたら、それは『はるか』の281系だったな。

最近のJR西日本の標準的なグリーン車の座席。

リクライニングしても座面はチルトしない。

JR西日本は背面テーブルは嫌いなんでしょうか、肘掛け収納テーブルが多い。

肘掛け収納テーブルは、出し入れが面倒だったり指を挟んでしまいそうになったりしてちょっと使いにくい。

しかもテーブル面が外側になる山折りなので、テーブルを広げにくいし。

絶対、テーブル面が内側になる谷折りの方が使いやすい。

メンテナンス性は外を向いた方がいいかもしれないけど、肘掛け収納の時点でメンテ性はかなり犠牲になっている。

肘掛け収納テーブルは奥行きが狭いので、パソコンするには不向き。

特にSurfaceは落下の危険が大。

肘掛け収納のドリンクホルダーも好きだね、JR西日本。

グリーン車には各席に100V電源が備わっていますが、肘掛け下のコンセントは使いやすい。

さて、金沢駅を発つと、しばらくの間北陸新幹線の高架が沿って走り、松任駅を過ぎたあたりの車両基地まで続く。

さすが雪国を走る新幹線だけに除雪車も留置。

福井を過ぎる頃にはグリーン車も窓際席がすべて埋まるほど。

北陸本線の名所のひとつ、鳩原ループ線に差し掛かる頃にはすっかり日も暮れてしまい、下り線をまたぐ様子は見えず。

20:32、新大阪に到着。

特急券・グリーン券は大阪まで買ってますが、一つ手前の新大阪で下車。

ドアが開いてホームを見ると、真ん前にトワイライトエクスプレスの停止位置の表示が。

トワイライトエクスプレスは引退しちゃいましたが、表示はまだ残ってた。

大阪駅へ向かうサンダーバード40号を見送り、北陸回りの旅は終了。

東京から北陸回りで新大阪まで714.3km、途中筒石への寄り道も含め13時間12分。

筒石へ寄り道しなければ、6時間ちょっとで行けます。

今回の旅路をまとめてみると・・・

東京7:20 -(かがやき503号)→ 富山9:34/9:45-(はくたか558号)→ 糸魚川10:10/11:01-(えちごトキめき鉄道1633D)→ 筒石11:22/12:10-(えちごトキめき鉄道1638D)→ 泊13:28/13:47-(あいの風とやま鉄道552M)→ 富山14:34/15:15-(つるぎ719号)→ 金沢15:38 /17:56-(サンダーバード40号)→ 新大阪20:32

乗車券: \14,080
東京都区内 → 尼崎 \10,480
(経由:新幹線・金沢・北陸・湖西・東海道)
富山 → 糸魚川 \1,320
糸魚川 → 筒石 \410
筒石 → 富山 \1,870

特急券: \28,290
東京→富山 かがやき503号 \19,100(特急料金\5,730、グリーン\13,370(グランクラス))
富山→糸魚川 はくたか558号 \1,840(eきっぷ)
富山→金沢 つるぎ719号 \1,840(自由席)
金沢→大阪 サンダーバード40号 \5,510(特急料金\2,300、グリーン\3,210)

合計: \42,370-

今回、東京→富山の特急券はえきねっとで買いましたが、料金が距離の長い東京~新青森間のグリーン・グランクラス料金(\10,280)よりも高いのにはビックリ。

金沢→大阪のサンダーバードを北陸新幹線の乗継割引で買えば特急料金は半額になりますが、今回はどの列車に乗れるかが未確定だったので乗継割引は使わず。

寄り道せず、普通車指定席で行けば東京~新大阪間の東海道新幹線よりも+4000円ちょっとで済むので、北陸回りもたまに使ってみるのもいいかも。

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