新幹線のみかんアイスが復活してた & 定速走行装置で遅れ回復
埼玉の友人宅でお庭バーベキューのあと、大阪への帰りは新幹線で。
東京19:40発、のぞみ415号。
18番線から乗るの、久しぶりかも。
今回は嫁さんと二人なので、EXファミリー早特で。
EX-IC会員向けの二人以上で土日に使えるきっぷ。
東京駅のホームの売店に車内販売で売ってるスジャータのアイスクリームがあったんですが、そこに私が一番好きなみかんアイスを発見!
新幹線アイスの中で、また、市販のみかん系アイスの中でも一番美味しいみかんアイス。
去年の今頃、車販ワゴンでみかんアイスを買おうとしたら「販売終了しました」と言われ買えなかったことがありましたが(記事)、復活したのかな?
みかんアイス 286円也(8%税込)。
新幹線アイスと言えば、アイスで釘が打てるんじゃないかと思うくらいカッチカチなので、買ってすぐには食べられないことで有名ですが、売店で買ったこのアイスは適度に柔らかくなっていて、買ってすぐに食べられるのはうれしい。
アイスを食べてひと眠りしたら、いつもの
ただいま三河安城駅を時刻通りに通過しました
の車内放送で目が覚めて、名古屋に到着。
と思いきや!
名古屋駅の手前で
先行列車が遅れているため、一旦停止します
と案内があり、抑止。
結局、名古屋駅を4分遅れで出発。
ここで出番となるのがN700A化で登場した定速走行装置。
自動で制限速度をギリギリ超えない速度で走り続けられる装置で、乗用車のオートクルーズのようなものです。
ただ、乗用車と違って運転士が楽をするためのものではなく、制限速度ギリギリで長距離を走り続ける目的で使うもの。
新幹線は制限速度を超えないようにATCという機械が常に速度を監視していて、営業運転での最高速度は実際にATCで制限が掛かる最高速度より低く設定されています。
東海道新幹線の最高速度は285km/hですが、ダイヤは余裕をみて少し低い速度で組まれているようで、この余裕分を使って遅れを回復させます。
もちろんATC制限速度を1km/hでもオーバーしたら非常ブレーキが掛かり制限速度以下まで落とされてしまうのですが、これだけの高速で走っていると、一旦スピードが落ちてしまうと回復するのに時間が掛かり、遅れを回復させることが難しくなる。
そこで、この余裕分を有効に使い、無駄にスピードを落とすことなく、かつ、制限速度を超えないようにするための装置がN700Aの定速走行装置、という訳です。
まあ理屈はさておき、名古屋を出ていつもより飛ばしてるのはよくわかる。
速度計アプリで測ってみると、286km/h~281km/hぐらいを指していた。
このスピードでは空気抵抗も相当なもので、定速走行といってもこれくらいのぶれ幅があるんでしょう。
その甲斐もあって、京都には無事定刻に到着。
見事な回復運転でした。