沖縄でメジャーな観光スポット、火災の再建復興中の『首里城』へ行く。
沖縄本島の最北端から那覇市内へ戻ってきて、首里城へ。
巨大ショッピングモールか好きな我が家は、最後まで首里城かイオンモール沖縄ライカムかどっちへ行くか迷いましたが、やっぱり沖縄でメジャーな観光地には行っておくことに。
駐車場から首里城公園に入ると、最初に出てきた首里城のシンボル、守礼門。
4本の柱で二重の屋根を支える特徴的な形をしてますが、あいにくこの日は工事中で3本の柱が囲われてた。
本来は「首里門」というそうですが、扁額の『守禮之邦』(守礼の邦(しゅれいのくに))から守礼門と呼ばれるようになったとか。
守礼門といえば二千円札にも描かれてますが、試しに那覇市内のATMで二千円下ろしてみたら、きっちり千円札2枚で出てきた。
もう沖縄でも二千円札は揮発してしまったんでしょうか?
その先には、琉球王国時代の国王が外出する時に安全祈願をした礼拝所『園比屋武御嶽石門』(そのひゃんうたきいしもん)。
園比屋武御嶽石門から順路に従って歩いて行くと、城郭へ入る最初の門が『歓会門』(かんかいもん)。
その先には、城壁に向かう階段と『瑞泉門』(ずいせんもん)。
階段状にはなってるけど、段と段との間も傾斜がついており、実質、坂道に段をつけたような。
瑞泉門をくぐったらすぐに『漏刻門』(ろうこくもん)。
その昔、ここで時を計ったそうで。
漏刻門をくぐると見晴らしのいい広場に。
城壁の丸さが特徴的。
広場の先の『広福門』(こうふくもん)は建物そのものが門になっており、無料で来れるエリアはこの先まで
広福門の建物内でチケットを買う。大人一人400円也(税込)。
『奉神門』(ほうしんもん)は、首里城正殿のある「御庭」(うなー)へ入る最後の門。
この門から先は有料エリア。
木材倉庫に首里城正殿を描きました!と案内されているとおり、この建物は木材倉庫。
2019年に正殿、北殿、南殿が全焼し周辺の建物も焼失する大規模な火災が起こり・・・
中は原寸大の設計図を使ったり、木材加工ができるような作業場。
原木の丸太からきれいな円柱に加工する様子が展示されてましたが、丸太を8角形にカットして16角形、32角形とだんだん円形にしていくのを見て、思わず「円周率3.06から3.12になって32角形なら3.13ぐらいか?」なんて考えてしまう。
分厚い石壁が迫る通路を進むと、城郭の東端にある物見台『東のアザナ』(あがりのあざな)へ。
このような石の通路は本土の城ではほとんど見ないし、東アジアの国の城のよう。
標高140mから正殿をはじめ一帯を見渡せる。
ただ、今は正殿は復元中なので木材倉庫が建ってます。
細い幹が何本もまとまって伸びて太い幹を作る木も、南国の雰囲気。
ジブリ作品に出てきそう。
沖縄のメジャーな観光地で修学旅行生も必ず立ち寄るという首里城、今は再建復興中ですが、完成した時には再訪したいと思う。