与那国島をぐるっと一周してみたら・・・馬!
与那国島で日本国最西端の地へ行ったあと、空港へ戻りがてら島の東端へ大回りすることに。
道路脇の電柱を見ると、1本ではなくて2本で立っており、本土では考えられないような暴風が吹くのが想像できる。
島の西端から南側の道路を走っていると、突然目の前に・・・
馬!
まるで道路を通る人間を見張る門番のようにじっと立っている。
できるだけ刺激しないようにゆっくり通り抜けたんですが、コワー!
ホッとしたのも束の間、今度は道の真ん中をジェットストリームアタックのように列になった馬がこっちに向かって歩いてくるじゃないか!!
えーー!これ、どうしたらええん?!
と焦りながら、車を左に寄せてじっと通り過ぎるのを待つ。
いきなり車蹴られたらどうしよう、と怯えながら。
何事もなく無事通り過ぎてくれましたが、まさに そこのけそこのけお馬が通る 状態。
目の前で見ると意外に小さいこの馬は「与那国馬」というらしく、以前は農耕馬として飼われていたものが半野生化したそうで。
放牧されている馬が放牧エリアから出ないよう、道路にテキサスゲートという仕掛けが施されています。
道路に格子状の溝が埋められており、人や車は通れるけど馬はここを渡ることができません。
ただ、溝が土で埋まってる部分もあったりしてここ通れるやん!と思ったりもしますが、馬たちもわかってるのか突破しようとはしないのかも。
こんなテキサスゲートが島に何カ所かあります。
海岸沿いの道路は海を見ながら走れて気持ちいいのですが、海から離れて草原のような場所を走るのも気持ちいい。
電柱がないだけで空が広々していいですね。
島の東端にはまたテキサスゲートがあり、今度は馬だけじゃなく牛もいてるじゃないか!
崖に沿って急坂を下ると、島の東端へ。
東端の岬にも東埼灯台と展望台がありますが、こちらは崖の下側にも行ける。
東シナ海の黒潮を感じることができますが、海へ近づくと・・・
PETボトルは中国語(簡体字)のラベルのものばかり。
セクシー大臣が有料にしたレジ袋は見当たりません。
中国からの海洋ゴミをなくすには、中国からの海洋ゴミが役に立ってありがたい!という状態にするしかないだろう。
中国のゴミが日本の役に立つとなれば、彼らはPETボトル投棄禁止法を作るんじゃないか?
てなことで、そろそろ空港へ戻ります。
途中の集落には与那国町役場が。
島で信号を2つ見かけましたが、ひとつは役場の前、もうひとつは久部良港の入口にありました。
1時間掛からずに1周できる与那国島ですが、駆け足で通り抜けてもなかなか楽しい島でした。