カーシェアでスバル・XV HYBRIDを借りてみた
滋賀の超濃厚こってりラーメン、バリバリジョニーへ行った時に(記事)、カーシェアのcarecoでスバル・XV HYBRIDを借りてみた。
先代(2代目)のXVで、ハイブリッドは前後のレンズや点灯の仕方がガソリン車と違っている。
SUVスタイルですが、全高は1550mmと立体駐車場でも止められそうなくらい低め。
アイサイト付きなので、ステアリング右側にクルコンの操作スイッチがありますが、グレードの問題なのか左側のオーディオ関係のスイッチはない。
エンジンのスタートボタンを押すと、タコメーターとスピードメーターとも針がスイープするように一旦フルに動くけど、個人的にこの動きは好きじゃない。
タコメーターの下に、BMWっぽい燃費計が付いてる。
ヘッドライトは手動のレベライザー付き。
マップランプ付近にはオーバヘッドコンソールはなく、アイサイトで制御していると思しきレーンキープと自動ブレーキのスイッチが。
後席は広くはないけれど、窮屈でもない。
四駆なので中央のボッコリは仕方ない。
運転席と助手席の間にドリンクホルダーがありますが、前後のドリンクホルダーで深さが違っている。
高速道路のSA・PAにあるコーヒーの自販機で買ったカップを置くと、後側のホルダーだとカップの蓋の頭が上に出るので問題なく取れますが・・・
前側のホルダーに置くとカップが中にハマり込んでしまい、カップが取り出せなくなるという。
スバルといえば、アイサイト。
このXV HYBRIDはEyeSight(ver.2)にハイブリッド用に手が加えられているとか。
初めてアイサイトを試してみたところ、前走車の捉え方や外れ方が一般的なミリ波レーダーとちょっと違った挙動(反応が遅め)があり、少し慣れが要りますな。
特に前走車がないまま信号待ちで止まっている車に追いついた時、前車の検知が遅く、警告音が鳴って緊急ブレーキで止めることが2度3度。
でも、アイサイトの緊急ブレーキはかなり手前から動作するので、ちょっときつめのブレーキング程度の止まり方でしたが。
クルーズコントロール中に前走車を検知すると音が鳴り、検知しなくなっても音が鳴り、また検知すると音が鳴り・・・
いちいちうるさい。
一番イケてなかったのは、前走車に追従して停止するまではいいけれど、自動で止まってすぐにカウントダウンのような警告音が鳴り、「ゼロ」のタイミングでそれまで掛かっていたブレーキが解除され、車が動き出してしまう。
クルコンが解除されるのはいいけど、ブレーキは解除するなよ。追突するやん。
走りはさすがスバルといったところもあり、え、これスバル?というところもあり。
コーナーリングではライントレース性がよく、車高が高めで分厚いタイヤでもスパーッと曲がっていく。
ただ、バネ上がものすごく動いてまっすぐ走らないのはなぜ?
ハイブリッドでも、言われないとモーター付きなのがわからないような味付け。
モーター独特の加速感はほとんど感じられないけど、これは好みの問題でしょう。
7割高速3割一般道を走って、車載ボードの燃費は15km/L。
ハイブリッドにしては伸びないな、という印象。
まあ、スバル車に燃費を期待する方が間違いなのかも。
スバル車を所有してたのはもう25年ほど前ですが、個人的には硬派なイメージのスバル車がだいぶ大衆に迎合したな、と感じたり。