ドアロックアクチュエーターの動作不良モーターを分解してみた

 クルマ@アコードワゴンCF6,記事リンク有

CF6アコードワゴンのドアロックアクチュエーターが右リア、左リアと不調になり、交換した部品をバラしてみたところ、原因はどうもモーターそのものにあるようです。(記事

そこで、モーターを分解してみることに。

ドアロックアクチュエーターから取り出した作動用のモーター。


小型モーターの世界トップメーカー、天下のマブチモーター製。

ハウジングに刻まれた品番、YV259Y16をググってもヒットせず。

ハウジングからエンドキャップを外してみた。

き、きたない・・・Σ( ̄ロ ̄lll)

この真っ黒なカスをみて、容易に想像がつく。

ブラシが磨耗してなくなってるということが。

コイル側のシャフトにも、ブラシの磨耗カスがたくさん付着。

とりあえずカスをすべて掃除。

ブレーキクリーナーのような低沸点溶剤を使ってやろうかと思ったんですが、油分もいっしょに落としちゃうのもマズいので、とりあえず古い歯ブラシで落とせる分だけ。

ブラシ側も掃除。

ブラシの部分を外してみると、端子との固定部分を除いて、ほとんど磨耗してなくなってる。

これはもう単純に、ブラシの磨耗が原因だろう。

そこで、たまたま手もとにあった(笑)模型用のマブチモーターをバラしてみる。

あわよくば、ここからブラシを移植できればモーター代の百数十円で修理できるかも?!

ハウジングからエンドキャップを外してみると・・・

ブラシの形状が違う!orz

これは電極とブラシが一体になった銅製ブラシ。

パッと見、これをそのまま移植してもダメだろう。

という訳で、とりあえず手もとにあったモーターからの移植は諦める。

ネットで調べたら、どうやら『FC-280PC』という品番のモーターがオクに出品されていて、これを使えばほとんどの車種に使えるみたい。

ただ、シャフトが車種によってことなる場合があるので、その場合はひと加工必要かも。

CF6の場合はそのままでも使えそうですが、次に不調になった時に考えることにしよう。

リアドア2枚ともイカれたので、たぶんフロントが不調になるのも時間の問題かと・・・

 クルマ@アコードワゴンCF6,記事リンク有

Posted by 管理人