タバコの税金
喫煙が原因で病気になったら、誰のせいなんでしょう?
1)タバコを売る会社が悪い
2)タバコ売るのを放置した国が悪い
3)タバコを吸う人が悪い
4)病気を治せない医者が悪い
私は有害なタバコを売っていても、それを知りながら放置しても、タバコを吸わなければ病気にならなかったと思うんですが、どうでしょう。
資本主義経済、買う人がいるから売る人がいる訳で、誰も買わなければ誰も売りません。
喫煙者がタバコ会社を訴えるというのは、アメリカの訴訟社会の例えとしてよく使われます。
日本では、タバコを吸わない人が受動喫煙が原因で病気になったと喫煙者を訴えた方が勝ち目あるかも。
タバコは今や、健康面だけの問題では片付けられない事情が絡み合っています。
その最たるは「お金」の問題。
嗜好品には高額の税金が掛けられるもので、タバコの値段のうち6割が税金。
平成13年度のタバコ税の総額は2兆円を超えているそうです。
喫煙者はこれだけ我が身を犠牲にしてまで財政に貢献していながら、周りからは煙たがられています。
というのは、喫煙者目線での話。
タバコを吸わない人からは、「人より余計に税金払うので、どうかタバコを吸わせてくださいお代官様ぁ~」と言ってるように見えたり。
最近では、国鉄の借金返済の財源として増税されました。
しかし今や禁煙車の方が多く、駅では全面禁煙。
これでは何のために吸っているのかわからない。
もしも、誰一人タバコを吸わなくなったらどうなるか?
タバコ税の収入分が他から徴収されるしょう。
ガソリン? 高速道路? 酒? 消費税?
喫煙者のおかげで、タバコを吸わない人の税金負担が抑えられているのかも。