東芝ブルーレイレコーダー REGZA DBR-Z310の修理
先日、知り合いが「ハードディスクレコーダーが急に壊れてしもて新しいの買ってんけど、今まで録ってたやつ見られへんようになってもうたー( ノД`)」と言うてたので、ダメ元で修理にチャレンジしてみることに。
今回のクランケは、東芝製ブルーレイHDDレコーダー、REGZA DBR-Z310。
症状は、HDDと録画1のランプが点滅して操作が一切できないというもの。
ネットで調べてみると、たくさん同じような症例が出てきたので、比較的楽に修理できそうな雰囲気。
とりあえず筐体を開けて中を確認。
真ん中に2.5インチHDDがありますが、ここにつながっているコネクターがくせ者のようで。
ネットで出てくる症状と同じく、コネクターが溶けてぷっくり変形している。
基本的にこのコネクターを交換すればいいみたいですが、その他の部品も壊れていた事例もあったので、念のため基盤を全部外して目視でチェック。
すると、ネット情報の通り、電源基盤の一部に少し焦げたように茶色くなった部分があり、PK01というシルクに付いているチップヒューズが切れている可能性があるらしい。
導通を確認したところ、どうやらヒューズは切れていないみたい。
このヒューズが切れていたら半田をはがしてチップヒューズを付け直す作業が必要ですが、こんな作業はしたくはないので、もしコネクター交換だけで治らなければオークションで同型の中古機を買って、HDDだけ入れ替えるつもり。
ぷっくり溶けたコネクターは、基盤とBDドライブにもつながっているのですべて外し、コネクターを含めた配線一式を取り外す。
アマゾンで、ainex製SATA用電源交換ケーブル 上L型を買う。471円也。
黒いSATAコネクターだけが必要で、反対側の白いコネクターは要りません。
新しいコネクターからケーブルが4本出てますが、必要なのは元のぷっくりコネクターと同じ場所にある赤と黒のケーブルのみで、黄色ともう一つの黒のケーブルはカットして絶縁しておく。
ケーブルの太さがちょっと太くなりますが、これくらい太くなる分には大丈夫でしょう。
不要なケーブルをカットし、必要な赤と黒のケーブルの被覆をはがし、半田でくっつけたあとビニールテープを巻いて絶縁。
あとは元通りに取り付ける。
筐体を取り付ける前に電源を入れてテレビにつないでみると、HDDと録画1の点滅はなくなりましたが、リモコンが手元になかったのでこれ以上チェックすることができず、あとは持って帰ってもらって確認してもらう。
その結果・・・
バッチリ修理できたらしい!
無事、録画していた番組をBDへ退避させることができたそうで。
それにしてもレコーダーを修理したの、何台目やろ?