もしかしたら乗り納めかも?東京から700系のぞみに乗る

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東京からの帰路は、グリーンポイント特典を使って臨時のぞみで。


東京駅18:13発、のぞみ403号。19番線から発車。

この列車、来春に引退する700系、B14編成。

700系のぞみは今や貴重な存在。

もしかしたら今回で乗り納めになるかもしれないので、あえてこの列車を予約した次第。

東京駅の19番線といえば、ホームの端に「新幹線の父」と呼ばれる第四代国鉄総裁十河信二氏のレリーフがある。

700系がこの新幹線の父に会えるのも残りわずか。

JR西日本のB編成は、C編成に比べると落ち着いた雰囲気。

背面テーブルはなく、スイング幅の大きいフットレストが特徴。

背面テーブルがないので肘掛けに収納されているテーブルしかありませんが、背面テーブルよりも奥行きがなく体に近いので、何かと使いにくい。

ビジネスマンをメインターゲットにしている東海道新幹線で、このご時世パソコンが使いにくいのはつらいかも。

フットレストも高さ調整ができず、フットレスト横のペダルを踏むとフットレストが跳ね上がる。

これも西日本車の特徴、肘掛けにある読書灯スイッチ。

N700系は頭の横から照らされるので、頭上から照らされて自分の頭が影になってしまうこともない。

照明カバーのデザインには雅さもあり。

N700系の大型案内板に慣れると、700系の案内板は小さく感じてしまう。

700系が引退するとなくなってしまうもののひとつ、和式のトイレ。

最近はインバウンド用に洋式化が進んでおり、和式も絶滅するでしょう。

さらに、700系引退とともに喫煙車もなくなりますが、新大阪へ向かっている道中「禁煙車ではデッキでもおタバコはご遠慮ください」とか、「10号車はグリーン車なので、デッキでもグリーン券が必要です」とアナウンスが流れ、マナーの悪い喫煙者がいるんだなぁと全乗客に知らされることに。

正直、あまりかっこいいとは思わなかった700系の顔つきですが、引退してしまうとなるとなんだか愛らしくなってくる。

真横から見ると、なんだかスッキリした印象。

今はエアロダイナミクスの技術も上がり、新幹線もF1みたいにすごく複雑な形をしてるし。

N700に比べると窓が大きく、位置も低め。

N700系は窓が小さくなりました。

乗降扉の窓の位置も低く、全周幌でもない700系。

ドア横の号車表示と禁煙マークも小さめ。

全周幌ではないので、すき間から中がチラッと覗けたり。

あと何回700系に乗れるかわかりませんが、引退までに乗れる機会があればできるだけ乗りたい。

不便なことも多いですが、不便を楽しむのもいいもんです。

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Posted by 管理人