合掌造りの民家が並ぶ世界遺産の白川郷へ行く

 おでかけ@東海岐阜県

今年のゴールデンウィークに、世界遺産になっている白川郷へ行ってみた。


駐車場に入るとすぐ脇に合掌造りの建物があり、”白川郷の世界”へやって来た感が出る。

駐車場から土手を歩くと、庄川の清流が。

反対側を見ると、ものすごい人が連なって渡っている吊り橋が見えるので「あっち方向に行くんだろうな」ということが容易にわかる。

吊り橋に近い側に大型バスの駐車場があり、そこには外国人がわんさか。

吊り橋へ来てみると案外しっかりした橋で、これだけの人が渡っても大きく揺れることもなく安心。

一応、行き違いもできるくらいの幅もありますが、圧倒的に外国人が多い。

川底が見えるほど透き通ってます。

この橋は「であい橋」というらしい。

なるほど、行く人と戻る人で行き違う橋だからか?

橋を渡ると、合掌造りの民家が並ぶ集落へ。

このほとんどが現役稼働中の人んちなのがすごい。

茅葺き屋根を張り替え中の建物も。

向こうの方に行列が見えるので行ってみると・・・

「水ぷりん」と書かれた看板があり、まさにプリン屋でした。

見たところ、行列の9割は外国人のようで。

白川郷では、お寺の釣鐘も茅葺き。

明善寺鐘楼門というそうで。

茅葺きの鐘楼門はかなり珍しく、維持するのも大変そう。

ひときわ大きな茅葺き屋根の建物は、「美然ゆめろむ館」という展示施設。

3層構造の大きな合掌造りの民家は、その土地の有力者であることもひと目でわかる。

きれいに揃えられた茅葺き屋根の末端に、日本の精巧な技術が伝承されている様子も垣間見えます。

後ろにそびえる山々も借景にして、日本の原風景のような。

合掌造りの民家はひとたび火事が起こると延焼しやすいこともあり、集落のいたる所に放水銃や・・・

民家の軒先にも消火栓があり、放水訓練の様子も風物詩に。

世界遺産を守るのも大変ですね。

日本人よりも圧倒的に外国人の方が多い様子を見るに、日本人よりも外国人の方が”日本らしさ”をよくわかってるのかもしれませんね。

 おでかけ@東海岐阜県

Posted by 管理人