画才豊かな芸能人の絵を鑑賞『プレバト!!水彩画展』へ行く
東急プラザ渋谷で開催中の『プレバト!!水彩画展』に行ってきた。
プレバト!!は毎週楽しみにしてる番組ですが、画才豊かな芸能人が描いた絵を実際に見てみたいと思ったので。
実際に見てみると、テレビではわからない筆のタッチや色の乗せ方、水彩画らしい紙のヨレ感もわかり、特に名人10段のお三方の絵は圧巻。
0.1ミリの線もエッジが立って真っ直ぐで、これをどうやって筆で描いてるのか不思議なくらい。
会場では撮影禁止の表示は見当たらず、絵をスマホで撮影してる人もいて特に注意もされてませんでしたが、私は一応撮影はやめておいた。
その代わりと言ってはなんですが、私が一番感銘を受けた田中道子さんの絵を公式ガイドブックから引用させていただく。
タイトル「漁師になろうよ」
テレビでは感情むき出しなところがクローズアップされてあまりいい印象はなかった田中道子さんですが、実際に見たらファンになってしまった。
さすが一級建築士だけあって設計図のような細い線を多用し、カゴのスリットやロープの撚り、切れた紐の繊維一本一本まで丁寧に描き込んでるところが美し過ぎる。
もちろん光宗薫さんや辻元舞さんの絵も素晴らしいのですが、このお二方はふんわりとした感性に訴えてくるようなタッチなのに対し、田中道子さんはスパッと切れ味のあるリアルさがすごい。
他にもアンミカさんやナイツ土屋さんの絵はとても爽やかだし、レイザーラモンHGさんはリアル感が伝わってくるし、こがけんさんの絵はダイナミック。
くっきーさんのダーハマは、もはやラッセンのイルカみたいな。
どれもみんな素晴らしく、東京でのスケジュールをなんとか空けて見にきた甲斐があった。