新卒の採用面接をする

日常雑事

来年、ウチの部署で新人を入れてくれるというので、最終の採用面接がありました。

面接官は社長はじめ役員、総務の人事担当、それになぜだか私。
役員でも管理職でもないのに面接呼ばれた理由はわからないけど、せっかく呼ばれたんだから自分流の面接をやってみることにしました。
とはいうものの、正直面接だけで選べっていうのも難しい・・・

私はいつも新人を当てられたときは「素質」を見るようにしています。
かの発明王エジソンの有名な言葉に「1%の才能と99%の努力」というものがありますが、この言葉を聞いて大部分の人は「何事も努力が大切だ」と思うでしょう。
もしかするとエジソンもそう言いたかったのかもしれません。

しかし私は、努力が大切というのも肯定しつつ、「1%の才能」に目を向けます。

普通は、新人を面倒見ることになった場合「バカでなければいい、あとは努力で何とかなる」と思うかもしれません。
しかし私は、バカではない努力家で責任感が人一倍強いにも関わらず、業績が上がらない人を見てきました。
「バカではない」ということと「1%の才能」はまったく別なもの。
「バカではないが1%の才能も持っていない人間」は、意外と多いと思う。

今回の面接では「コミュニケーション力」を見ることに。
本当は仕事柄「洞察力」を見たいけど、いかんせん面接だけではこれくらいしか見ることができません。

まあ、洞察力などは学校の成績表を見れば、ある程度予想はつきます。
いろいろと話をして、私なりに「1%の才能」を感じた氏を推薦しておきました。
もちろんその理由も添えて。

最終的に誰になるのかはわからないけれど、人の一生を左右するだけの面接はできたと思います。
ただ、その成果は時間が経たないとわからない・・・

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Posted by 管理人