閉園したエキスポランド跡を歩く その2

 おでかけ@大阪

閉園したエキスポランド跡を歩く その1からの続き

昨日に続き、エキスポランドの名残を見てみます。

ここは20人乗りの急流すべり『スプラッシュホール』があった場所。

落下小屋は撤去されてるけど、水路はそのまま残ってます。
かつて、ちょうどこの場所に立ってると、すべり下りてきたボートがあげる水しぶきをモロにかぶったもんでした。

この水路をよく見ると、何か動いてる・・・

今はブタさんたちの居住スペースになってるみたい。

「なんだ?なんか文句あっか!」
って言われてるみたいに睨まれてるし。

そしたらだんだん近くに寄ってきて、他のブタまでみんな集まってきちゃったよ。

「おいコラ、なんかエサ置いてけコノヤロー!」
みたいな勢いで向かってくる。

ブタにカツアゲされそうになりながらも何とか逃げてきたら、今度は木に『馬』の文字が。

なんじゃこりゃ?
と思いながらふと見ると、ずーっと向こうまで馬、馬、馬・・・

なんかのおまじない?

ちょっと不気味に思いつつ足を進めていくと柵が見えてくる。

そこは『うま牧場』になっていて、2頭の馬がおりました。


さっきの『馬』は、うま牧場の案内だったみたい。
せめて矢印でも付けといてくれりゃわかりやすいのに、単に『馬』だけだったらワカランぞ。

うま牧場の奥は工事用の囲いがされていて、向こうへは行けません。

この奥にあったのが、隠れたエキスポランド名物?『ミュージックエクスプレス』。
単に二人乗りのイスが高速回転するだけの単純なアトラクションですが、遠心力で外へ持って行かれ体が密着するので、ウブな男女にうってつけ。

え、ウチ?
もちろん乗りましたよ!(笑)

ブタの住まいになってるスプラッシュホールの隣の更地は、急流すべり『バックスピン』の乗り場。

よくある丸太を模したボートで、コンベアーで落下小屋まで登ったあと後ろ向きにちょこっと落下し、そこから方向転換して正面に向かって大きく落下する仕掛け。
なので『バックスピン』という名前になったんでしょう。

私はスプラッシュホールよりバックスピンの方が好きだったな。
ちょっと恐かったけど。

ここから坂を上がると、世界一高い飛行塔とか空中ブランコ、あと、緑とオレンジのカゴが回転しながら交互にスイングして持ち上げられるちょっとハイグレードな空中ブランコもあったっけ。

この坂の左側には、隠れたエキスポランド名物・パート2?『楽園と魔境』がありました。

ボートに乗って進んで行くんですが、入口の頭上にいきなり悪魔がいて「海底火山の爆発だ!」という声が、子どもながらにすんげー恐かった。
その対面にはラジコンボートとか、梅宮辰夫のお店もあったっけ。

イベントホールの隣は『アイスワールド』。

単純に言うと、マイナス30℃の冷凍庫。
ホントにマイナス30℃だったかはわからないけど、夏場は非常に重宝したアトラクション。
でも、入ってすぐはいいけれど、そのうち寒くなってくる。
汗で濡れた髪がパキパキになった記憶も。

園内の奥は、かつて『風神雷神Ⅱ』の乗り場があった場所。

ちゃんとやるべき点検をしていれば、事故は起こらなかったかもしれない。

その手前、『ギャドラの逆襲』があったところには、なぜかねこバスが置かれてる。

近くの囲い板の向こうに、エキスポランドが営業してた頃の園内マップが!

風神雷神Ⅱがあった場所は緑色に塗られているので、事故後に書き換えられたものでしょう。

さて、ここから中央ゲートへ向かいます。

つづきはその3へ

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